【道具館】はじめての冬山アイテムー八ヶ岳番外編ー


初めての雪山で一番悩んだのは道具。一度に全部揃えるのはお財布的にちょいと厳しい。それなら何から揃えればいいのか!?

そして初めてのパッキング。一体、何を持っていって良いのか!?

そんな無為無策の中からはじめた冬山用の道具。ちょっと詳しく振り返ってみます。


初めての冬山の持ち物

新しく買ったものは多数あります。使いまわしたアイテムも多数あります。

幸いなことに直近の1月、石井スポーツの新年くじ引きで2等「20%off券」が当たりました。ビックカメラの「たまたま会計時に当たり、その商品だけ該当」方式とは違い、くじを引いた後から買うものが選べる。50%offとか当たれば、それはもう冬靴も冬のテントの外張りも、なんやかんや買う気マンマンでしたが、ブランドによっては割引対象外だったり、現実に当たったのは20%offだったで、北海道出張のための防寒をいろいろ買いました。

それらのアイテムを見ていたら・・・「アイゼンとピッケル買えば、冬山行けるんじゃね?」

今回は2月末、初雪山へ行ったときに持参した主だったアイテムを振り返ります。ハッキリ言ってザックの中身、多すぎだ。使わずに持って帰ってきたものも多数。

ここから私はスタートするのです。

※「【新規購入】」は八ヶ岳行き決定後に購入したもの。

アンダーウェア

一番肌に近いアンダーウェアは重要だ。普通のTシャツを着ていった富士山。汗が冷え、体が締め付けられるように冷たかった。まさに身に染みた思い。その後、山用に速乾性を選んで購入しているが、今回は雪山だ。そして新たなアイテムを購入した。

Millet ドライナミックメッシュ 3/4シャツ・タイツ 

MILLET(ミレー) ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブ クルー ブラック S/M MIV01356MILLET(ミレー) ドライナミック メッシュ 3/4 タイツ ブラック S/M MIV01357

新年の石井で試しに買った変態シャツ。これが北海道出張で威力を実感。思わず長袖とタイツを購入してしまった。タイツはもちろん素肌。ノーパンで履く。面白いから携帯で写真に撮ったけれど、万が一携帯を落とし、知らない人が写真をうっかり見たときを考慮したとき、人間の尊厳に関わると感じて消去しました。【新規購入】

THE NORTH FACE ホットトラウザーズ

(ザ・ノース・フェイス)THE NORTH FACE ホットトラウザーズ NUW66153 K ブラック L

新年の石井で北海道出張用に購入。

このときシャツ、タイツ、手袋などの入った防寒着福袋もありそれを購入しようとしたが、初売りから数日経っても福袋が残っていることに疑問を感じて店員に聞く。「福袋のやつはあんまり温かくない」ということで福袋は止めた。そしてアンダーウェアーの棚に「hot」と書いてあったこれを購入する。

普段、山へ行くときはCW-Xというコンプレッションタイツを履いているが、寒さ対策重視。変態タイツの上に履きます。

ARCTERYX  フェーズSLクルー ロングスリーブ

ARCTERYX(アークテリクス) フェーズSLクルーロングスリーブ男性用 16255

下着のシャツに約1万円。

↑という価値観から脱皮したときに木更津アウトレットで購入。

SLが一番薄いやつで夏でも使用している。厚手のものはARという商品があり、普通はこっちが冬用だろう。しかし変態シャツを手に入れた私にとって、アンダーウェアはただの汗吸収装置にしか過ぎない。結果的にSLでも全然寒くなかった。もしも変態を着ていなければ・・・、ちょっと怖いからARを買うだろう。

ちなみにアークテリクスのタイツにもフェーズARがある。

お帰りのお着替え用おパンツ

変態タイツは結構締めつけるので、帰り用の普通のパンツを「温泉セット(普通のパンツとTシャツと靴下のセット)」に入れて持っていきます。

パンツ(ズボン)

雪山用のパンツなんて持ってない。サスペンダーのヤツ持ってない。一番厚手のものでも春・秋用だ。それでもいい。今、数ある様々なアイテムの中で、私の中では「足上げのらくちんさ」を求めて一番いろいろ試したいのがパンツだ。

MAMMUT Courmayeur Advanced Pants Men

マムート(MAMMUT) クールマイヨール アドバンスド パンツ メンズ Courmayeur Advanced Pants Men 0001/black 1020-05214

1年目の秋の八ヶ岳で、夏も履いていたソフトシェルの寒さにビビって購入した春・秋用パンツ。色は黒。とにかくストレッチが良く足上げが楽ちん。むしろこの快適さのために購入を即決定したくらい。今、一番気に入っているパンツ。amazonで恐ろしい値段になっている。もう廃番になっているらしい。だから安かったのか。

ARC’TERYX Gamma LT Pant

ARC'TERYX(アークテリクス) Gamma LT Pant Men's ガンマ LT パンツ メンズ19235

木更津アウトレットで購入。色は選べずにグレー。言うほどストレッチを感じない。汗かくとペタペタ。それでも軽いので、帰りの着替え用に持参。1年目、2年目で短パンじゃないときはこれがメインだったが、マムートのクールマイヨールを買った今、帰りの着替え用に成り下がっている。

てか、パンツの機能の奥深さに興味津々な今日この頃。ジャケット、ミッド、アンダーはしばらくこれでいい。靴下も今あるやつだけでいい。しかしパンツは色々欲しくなる。特にmammutのBASE JUMPとか、生地がSCHOELLER(ショーラー)のやつ。

SCHOELLERえらい! SCHOELLER最高! それならばパイネのパンツでも良いんじゃないか?

ミッドウェア

聞いた話によると、冬山でも玉ねぎレベルのミッドウェア重ね着で対処できるという声もチラホラ。そらなら変態の上にアンダーの上に長袖の上にフリースの上にアウターを着れば何とかなるんじゃないかと思いました。

MAMMUT  Eiswand Zip Pull Light Men

MAMMUT(マムート) Eiswand Zip Pull Light Men

年末に木更津アウトレットで購入。色は黒。その頃は2カ月後に雪山に行くとは思っていなかった。なんとなくコレを着るだけ「できるオレ」って感じがするのだが、1月に新千歳空港でこれを着た人を見て「あ、ガチな方ですね。同じもの持っててすみません。雪山やらないのにすみません」という気持ちになった。

これだけ着てもスースーして寒い。しかし着ていて楽。私の中では今後、コレが基準になると思う。かっこいいから。

patagonia フリース R2ジャケット

(パタゴニア)patagonia フリース R2ジャケット 25138 [メンズ]

マイナス10度以下の世界がどれだけ寒いのか分からない中、これが今回の耐寒の本命でした。しかし、暑過ぎる。もう持っていくことはない・・・かもしれない。自宅用、せいぜい自宅と登山口間の行き帰り用かもしれない。

ブランドの政治的思想にに賛同するつもりは甚だないが、「秋の山小屋って寒いからな~」と思って1年目八ヶ岳の後に購入。色は青。温かくて肌触りが良くて軽い。素肌に着ると変な気持ちになる。しかし言えるのは、この商品は良い。これは良いものだ。

これも良いものだ

patagonia フリース R1ジャケット

(パタゴニア)patagonia M's R1 Full-Zip Jkt 40128  BLK S

登山1年目、何気なく見ていたさかいやで型落ちが安かったので購入。グレー色でサムホール付き。八ヶ岳を始め、かなり活躍したため、後にR2の購入に至る。マムートのミッドと被るけれど、「雪でびしゃびしゃに濡れるかもしれない。そしたら着替えが必要だ」ということで持参。結局今回は使用せず。でも予備としてこれからも活躍するだろう。

実はこのR1。hoody(フード付き)だとバラクラバ代わりにもなるらしいと聞いたとき、いまいちピンと来なかったが、雪山へ行った今なら「おぉ、なるほど」と思える。

アウターウェア

雨カッパですよ。それ以外、持っていませんよ。良いんです。中が濡れなければ。

ARC’TERYX ALPHA FL

ARC`TERYX(アークテリクス) アルファ FL ジャケット Alpha FL Jacket Mens 18976

富士山に登るまで「雨カッパに1万円?バカじゃねえの?」と思っていた私が1年目を始める前、正直言ってノリで買ったレインウェア。いつも持って行っているジャケット。雨だけではなく、風の強いときや、行き帰りの寒いときにも着ている。ベンチレーションなし。一応、念入りに撥水処理(乾燥機30分の後の撥水スプレーびたびた散布)して冬山に持参。

まぁ、大丈夫だよね。ビギナークラスの雪山だから寒さと風くらいしか関係がないし。「滑落したとき、シェル表面の摩擦が・・・」というレベルになった人は、AR、そしてSVを買うんだろう。私は知らない。

モンベル サンダーパスパンツ

(モンベル)mont-bell サンダーパス パンツ Men's 1128574 ガンメタル(GM) S

オーバーパンツはいつものレインパンツ。富士山に行く前に買ったやつ。お値段がうれしい。乱暴に扱っても心が痛まない。今まで履いたのは至仏山と槍ヶ岳のときくらいで軽い雨だと履かずに強行してしまう私にとって、使用頻度が少なくて末長く使えそうな逸品。初登山をしようとする人に「雨ガッパ高くね?」と言われたら迷わずオススメする。ポケットがないのが使いづらく、それがレインパンツの宿命なんだろう。

帽子・バラクラバ

バラクラバを初めて買って装着したとき、「銀行強盗みたい」と思う人は多いはず。

BUFF Knitted cap AIRON BLACK ADULT

Buff バフ ニットキャップ Knitted cap 111021-999-10 AIRON BLACK ADULT

こういうモコモコの付いた帽子欲しかった。

こういう帽子

普段、会社に行くときはスーツを着ないで私服に帽子。1月は結構これをかぶって会社に行った。

アセッカカー(汗っかきの人)な私にとって、おでこの部分がフリースになっているので痒みがあまりないのが良い。

とりあえず雪山は耳を隠せるってのが重要。しかし暑かった。体感マイナス20度くらいでの行動ならコレを選ぶ。あと、行動しないとき。夜、山小屋の外へ出るときもこれくらいの帽子が便利。

BUFF high UV 

※最近、商品タグを発見できたので品名を追記

BUFF(バフ) HIGH UV PROTECTION BUFF BLACK 18041

普段使用しているBUFFのネックゲイター。柄が無数にあるので、なかなか他人と被らないことが嬉しい。私が所有している柄はamazonでは見つけることができず。fleeting blueと言うらしい。

アセッカカー(汗っかきの人)な私にとって(2回目)、おでこの汗止めは重要だ。0度くらいならコレ。今回は風が吹くまで帽子代わりに使った。幅が広いので口まで覆えばバラクラバ代わりにもなる。布のくせに万能。

MAMMUT Trovat Beanie

マムート トロバット ビーニー Trovat Beanie 0001/black onesize 1090-04870

夏沢峠で稜線装備をするとき、そっとジャケットの胸ポケットに忍ばせていた薄手の毛糸の帽子。

モコモコ帽子は絶対に暑いと思いつつ、ネックゲイターでは心もとない。そんな理由でコイツを使う準備をしていて大正解。薄手なので暑すぎず、ごわつき過ぎず。今まで気にしたことが無かったけれど、耳までも覆える。風がなければ大体行けるんじゃないかと思う。

ちなみに「ビーニー」ってなんだ?帽子じゃだめなのか?

Black Diamond  ドームバラクラバ 

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) BD68030 ドームバラクラバ ブラック

さかいやスポーツ価格で3000円しない価格。それなりに薄い。しかし東天狗岳に登ったとき、マイナス10度ちょいで風速10mちょい(体感温度、ー10+(-10)=マイナス20度)では途中でこれが必要だと思ったし、そして十分だった。【新規購入】

ちなみに風速は、ピッケルのブレードを手に乗せてバランスを取ったとき、シャフトがほぼ真横になるほど。台風並みとは言え、雪山ではそよ風の部類らしい。さすがにバラクラバをしないと、頬骨の辺りが痛い。寒いんじゃなくて痛い。口を開けたら一瞬で前歯が知覚過敏。その程度でも、結構薄手のこのバラクラバで行ける。使わない時はネックゲイターとして首に付けておける。

バラクラバって試着しても良いのかな? そう思ってさかいやスポーツで聞いたら、全種類、場合によってはタグまで切って試着させてくれた。で、5~6000円するものが一般的なのかと思いきや、「サングラス、曇りやすいです。場合によるけれど、薄い方(安い方)買ってみて様子見たらどうです?」と言われてこれを購入。確かにあんまり曇らないし苦しくない。ストレッチも効いて快適。

薄いものは、薄いなりの魅力がある!

オカモトゼロワン0.01ミリ3個入り
他の薄さの魅力。その一例

ちなみにバラクラバのことを「バラク」と言うのが通っぽい。

グローブ

マイナス15度ってどのくらいの寒さだよ! 風速10mってどんなだよ! わからねぇよ! ってことからスタート。だから2種類のオーバー・インナーのセットを持参して実験してみた。

PAINE ウィンターハイキンググローブ

画像がない。PAINEと言えば石井スポーツ。至仏山でびちょびちょになって歩いた後、完全防水のグローブを購入。

この赤いグローブ

MAGIC MOUNTAINラックナー ヒマラヤングラブ

MAGIC MOUNTAIN(マジックマウンテン) ラックナー ヒマラヤングラブ XL

パイネの完全防水グローブのインナーとして、石井スポーツの初売りのとき、店員に「防水のグローブもってるの?これをインナーにすれば冬山もいけるよ」と言われて購入。しかし今回様子見に行ったとき、同じ店員さんに「手袋は? インナーグローブ数千円? ダメダメ」と言われる。「あなたからおススメされて買ったんだよ」とは言わず、売り場から「コレなんだけど」と持っていったら、「まぁ、これなら・・・、ね」って感じ。太鼓判のオススメでは無いようだ。

まぁ普通の温かい軍手。安心ですね。

Black Diamond  ソロイストフィンガー

ブラックダイヤモンド(Black Diamond) ソロイストフィンガー BD73012

石井で説教された後、「不安になっちゃったな~」と思いながら向かったさかいやスポーツで購入したオーバー・インナー2重の3本指グローブ。正直言って暑い。ちょっとやそっとの寒さじゃ暑すぎ。雪で濡れることは想定してたけれど、手汗びちょびちょは想定外だった。【新規購入】

1万円そこそこでマイナス29度までオッケー。1000円あたり約マイナス2度という驚異のコストパフォーマンス!(?) 「初心者はミトンじゃなくて5本指」が通説らしいが、「3本なら良いんじゃね?」と納得して購入。自宅でコレを装着した上でアイゼンを付ける練習をして、なんとかできるようになった。そう。3本指だからね。

「ライナーグローブでやれば速いだろ」という意見もあるだろう。例えば稜線上でライナーになる場合、脱いだグローブが風に飛ばされるリスクがある。やはりオーバーグローブでも練習しておきたい。

しかし本当に稜線上でアイゼンが外れて、同行者に待ってもらい、しかも寒風吹き荒ぶ中を停滞させちゃった場合、おそらく焦って手元が上手く動かず、しかも風に煽られて体も固定されない中、考えるのは「オーバーグローブ、脱いじゃおう」だろう。その時は飛ばされないように万全の注意を払いたい。私は払った。そう。禁断の稜線でアイゼンの履き直しをしてしまったのだ。

montbell メリノウールインナーグローブタッチ

(モンベル)mont-bell メリノウール インナーグローブ タッチ 1118271

肌に接してする薄い手袋。てか軍手。値段しか見ないで買った。そして既にゲイター脱着のマジックテープに引っ掛けてボロボロ。まあそんなもん。とは言え、実はコイツの装着時間が一番長かったかもしれない。つい、無意識に雪を触って「ヤバ! 濡らしちゃヤバッ!」と思うこと多数。【新規購入】

濡れた時用に、仕事の展示会で配ってたタッチスクリーン対応の軍手も持参した。

靴下

冬靴を買わないことによる説教の論点は、「足先の冷えを甘く見るな」ということを感じた。そして私が普段から登山に履いている靴下は夏でも極厚。汗を吸ってくれ、クッションにもなるからね。しかしちょっと脳裏にある思いがよぎる。「変態網シャツが暖かかったから、メッシュの靴下も暖かいんじゃね?」。そう思っていた時期が私にもありました。

ダーンタフ ブーツソック・エクストラクッション

ダーンタフ Ms 1918 ブーツソック・エクストラクッション レッド 19441918004 L

普段の山では永久保証付きのダーンタフ。夏も履く。普段も履いている。なぜなら別に暑過ぎる感じがなかったから。そして穴が開くほど履きつぶし、本当に新品に交換してもらえるのか試したいから。しかしこれより後に買った靴下の方が先に穴が開き続けている。そして未だ、ダーンタフがダメになりそうな気配がない。いつ穴が空くのか楽しみだ。ちなみに今、購入時のレシートはない。レシートが無くても交換してもらえるのだろうか。

finetrack スキンメッシュソックスレギュラー

finetrack(ファイントラック) スキンメッシュソックスレギュラー FSU0211 BK M

登山の楽しみは千差万別。靴下でも楽しみを見つけたい。そう。この商品の実験。「素肌をドライに保つことで靴擦れを防止・・・」なんて書いてあった。【新規購入】

夏でも暑いとは思わないダーンタフの下に履けば、ぽっかぽかの快適なはずだった。結果は、、、失敗・・・。いや、ぽっかぽか度はアリだろう。しかし、靴下が滑って靴の中で動く動く。素材の相性が合わないようだ。1日目にこの実験をしたことが悔やまれる。登山を始める前から両足靴ずれで、絆創膏の失敗も重なり、2日目終わって風呂に入るとき、靴下は血だらけだった。

普段、足が蒸れて臭いそうなときにコイツを使おう。多分、コイツを使うときは同じファイントラックの靴下と合わせるべきだと思う。

smartwool マウンテニアリング エクストラヘビーフルクッション

smartwool(スマートウール) マウンテニアリング

耐寒に定評のあるコイツも試したくて購入。1日目をコイツにすれば良かった。【新規購入】

ダーンタフと違って目が柔らかい。ふわふわ。あったかそう。そして耐久性はないらしい。

27.5cmの足なのでLサイズにしたが、Mサイズでも履けるんだったら、Mサイズにすればよかったかもしれない。なぜなら血の惨劇となった2日目。余裕のある生地の部分が動く気がしたから。

一応、2日目の風が強い状況でも足先に寒さを感じることは全くなかった。耐久性がないらしいので、登山専用の引き出しにしまってある。踵の血の跡は綺麗になった。

フットウェア

冬靴、俺、持ってない。

LA SPORTIVA トランゴ S EVO GTX

SPORTIVA(スポルティバ) トランゴ S EVO GTX

登山1年目が始まる前、鼻血が出る思いで購入。サイズは44。「どうせ鼻血が出るなら、もうどうにでもなれ」と、靴だけじゃなくインソールも購入。店員の言いなりだ。運動靴そのものが買えそうな値段のインソールだ。ちなみにこのときの店員さんに今回説教されている。

履き始めて半年くらいは靴ずれの不安もあったが、その後は全く問題なし。歩き方が変わったのか、足が靴に慣れたのか? 

夏靴だが踵にコバがある。一応、行く前に撥水スプレーをびたびた散布。今回は天候に恵まれたため、本当に寒さを感じることはなかった。しかし初めて中を血で汚してしまい、登山靴としては禁断の「中までジャブジャブ水洗い」を敢行(8か月ぶり2回目)。

ペダック Viva Winter 

[ペダック] インソール Viva Winter ビバウィンター  ArtNo.198 Beige 43

俺の持っているヤツは冬靴じゃない。どの程度の耐寒か想像できない。そんなわけでこのインソール。安いから失敗してもダメージが少ないと思い購入。肝心なことに、普段と履き比べていないから効果があったのかよくわからない。そもそも普段のインソールの効果もよくわかってない。【新規購入】

サイズは一番大きい43。44の靴に入れて、普通にすっぽり入った。それが良いのかは分からない。普段のインソールは、抜くときにスプーンを使って剥がすほどビッチリしているから。

OUTDOOR RESEARCH クロコダイル ゲイター

OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ) メンズ クロコダイル ゲイター ブラック L

ピッケル、アイゼンと共に雪山必要アイテム。本当は、生地の厚い部分が広いエクスペディションの赤が欲しかったのだけれど、amazonでは「約10日で入荷予定」の表記がいつまで経っても変わらず、普通の黒を買った。サイズはLとXLで迷ったけれど、これもXLは入荷待ちだし、スペック上はLサイズで問題なさそうなのでLサイズを購入。【新規購入】 

しかしアイゼンを買いに行った石井スポーツで赤が売ってた。値段も変わらない。お店に行けば良かった。

ダウン

小屋で過ごす時の必需品。いや、小屋の中は暖かいからいらない。タバコを吸うとき、外に出るときに必要なんだ。もう、タバコを嫌いになりたい。嫌いになってタバコを止めたい。でも今のところ嫌いじゃないから止めようとは思わない。

Mountain Hardwear  Ghost Whisperer Hooted Down Jacket

マウンテンハードウェア メンズ ダウンジャケット ゴーストウィスパラーフーデッドダウンジャケット Ghost Whisperer Hooted Down Jacket OM6292

さかいやスポーツは型落ちがセールになってて嬉しい。「服が自分のポケットに収納できんの?」という、私の人生で初めてパッカブル(ポケッタブル)という概念をもたらした逸品。買う前、さかいやの店員に「収納する方法・・・教えて」と恥ずかしさに負けずに聞いた。

自宅から出発するとき。山小屋で外に出て一服するとき。軽くて暖かくて小さく収納できるお気に入り。「こんな暖かくて軽い服があったんだ」と感心した。山を始めて服装の機能には驚きっぱなしだ。

テント泊をした2年目は毎回持っていっているし、普段も着ている。「羽毛、撥水処理してるから、多少濡れてもオッケー」とか言ってるし。ヘビーユースしている為、はみ出てくる羽毛が気になる。最近では大物が縫い目から顔を出すようになってきたので心配。そもそも生地が薄い。ポケットのチャックを開けているとチャックの歯に生地が引っかかる。ていうかコレ、断熱材として中に着るインシュレーションジャケット。アウターにしてどうするよ。

それでも次にダウン買うとき、これを選ぶ気がする。セレブ愛用のカナダグースは選ばない。だから次買うときも半額になっていますように。

Mountain Equipment  Powder Pant

マウンテンイクイップメント(Mountain Equipment) Powder Pant ブラック L 425423

昨年の槍ヶ岳に行く前に購入。石井スポーツの店内で「蛍の光」が流れる中、ダウンパンツコーナーに急いでいたその途中。「セール」と書かれたラックで発見。サイズが合ったのでコイツに決めた。正直何でも良かったので、定価のモンベルの方が安かったんじゃないかと思う今日この頃。

1年目の八ヶ岳。夜に星空を撮影しながら寒い思いをしていたとき、ダウンパンツを履いている人が羨ましかった。そもそもダウンにズボンがあることすら初めて知った。昨年の同時期に槍ヶ岳へ行く前、「そう言えば1年前の八ヶ岳、寒かったなぁ。ダウンパンツ履いている人、いたなぁ」と言うことで買った。

結局今回、一度も使用せず。

ギア

雪山と言えばアイゼンとピッケル。「クランポンとアックス」と恥ずかしがらずに言えるようになるにはまだまだ経験が必要だ。

GRIVEL G12 ニューマチック・クランポンセーフ (ケース) 

(グリベル)GRIVEL G12 New Matic GV-RA074A02GRIVEL(グリベル) クランポンセーフ

下見で店員に説教された後、「ビビッて雪山諦めたな」と思われたくないので、1週間後に靴をもって石井スポーツへ行く。同じ店員にしようと思ったが接客中だったので別の人。「アイゼンを買いたい。言いたいことは分かる。冬靴が先だと思う。分かってる。ただ、冬山装備を一気に揃えるほどお金を貯める間、何年も先になっちゃうからできることからやりたいんだ。今はアイゼンが欲しい。お分かりだろうが、初心者だ」と先に牽制し、いくつか靴に合わせてもらう。最初に合わせたのがコレ。【新規購入】

夏靴だからつま先が反り、空間があるのだが、それは夏靴だからしょうがないらしい。むしろ俺の靴の特性として、つま先が内側にターンインした形状が問題。そこはピッタリハマった。ほか、ブラックダイヤモンドの目ぼしいヤツを付けたら確かに合ってない。「じゃあコレください!」と決定。靴に合わせて長さもセットしてもらった。

買う前には一々「これは何だ?」「ここはどうするんだ?」と質問。説明書読むのがメンドクサイので。その中で踵のビンディングの強さ。

店「ネジまわすときつくなります。しっかりきつく締めて下さい」

私「うん。これキツイ」

店「ダメです。もっとです」

もっとやったんだけれど、結果としてはさらにもっとキツくないといけなかった。この加減は実際に体験しないと分からない。長さの調整も、今なら意味が分かる。いや、靴に合わせれば良いだけなんだけれど、その合わせるときの真剣さ具合とか重要さとか本質とか、そんなものが分かる。

さらに「これ、むき出しで持って行くもんじゃないですよね」ということでケースも。石井スポーツイチオシ、PAINEではなく、同じグリベルのケース。理由は「同じブランドの方がかっこいい。気分が乗るから」。

ちなみにこのG12、初心者は歩く際に引っ掛けやすいらしい。確かに引っかかるときがあった。

前から2番目の歯が大きく、岩場や氷で威力を発揮するらしい。この2番目の歯がちょっと小さい縦走用(エアーテック)というのがあることは、登山教室で知った。

同じグリベルでもアイゼンの種類がたくさんあって分からない。「10本なのか12本なのか」とか、「前爪が縦か横か」というレベルだけじゃないらしいことを始めて知った。だから調べた。

G12:12本歯で、前から2番目の歯がデカイ。デカイから氷も行けるが歩くのに引っかけやすい。ちなみにG10は10本歯、G14はカタログを見る限り12本歯だが、前爪が縦だ。

これに対抗するのが

エアーテック:12本歯で歯が短い。特に前から2番目の歯の大きさで歩きやすさが変わる。「岩場が多いビギナー向き」と書いてある。経験値ではなく、目的の差じゃないか? 縦走はこっちの方がいいだろう。

この2種類を基準に、それぞれ下の名前が変わる。

ニューマチック:踵にビンディングがあり、靴の踵にコバのある靴用のセミワンタッチ。

ニュークラシック:ノービンディング。コバがなくてもアイゼンって付けられるんじゃん!マジか!?

オーマチック:ワンタッチアイゼン。つま先と踵にコバのある冬靴用。

見た目がみんな同じようでカタログを見ても意味不明だったけれど、使うことで初めてそれぞれの意味が分かった。

GRIVEL ネパールSA・プラス ・ショルダ-リーシュ

GRIVEL(グリベル) ネパールSA・プラス 74cm

短ければ短いほどカッコイイという世界らしいピッケル。【新規購入】

様子見の石井スポーツで説教されながらもどんなのを買えば良いのか教えてもらったら、身長187cmの私にとっては70cmくらいあっても良いらしい。ってことは、70cm前後なら良いということなんだろう。しかしここは初心者として素直に70cmオーバーを選ぶ。ただ説教されたとき、石井スポーツで在庫があったものは真っすぐ(ストレートシャフト)で、色は白だった。そのとなりにコレの58cmがあった。赤くて、ちょっと曲がっててカッコイイ。これが欲しい! amazonで1万2400円で74㎝を買った。石井スポーツと同じ値段だ。ただ、amazonの高い方に値段は変動しているようだ。在庫があれば実店舗の方が安いかもしれない。

ちなみにリューシュコードが付いているけれど、さらにたすき掛けにするショルダーリーシュも購入。これ、必需品らしい。

GRIVEL(グリベル) ショルダーリーシュ

ツアーでピッケルをレンタルした人は手首のコードしかなく、ガイドさんがスリングでこれと同じような感じで結んでいた。

Black Diamond  トレイルプロ

Black Diamond(ブラックダイヤモンド)  トレイルプロ BD82324

雪山と言えばピッケルだと思っていた私にとって、ポールがこれほど使えるとは思っていなかった。ピッケルはある程度の斜面がある場所で威力を発揮するもの(だと思う)。家に変えるまでが登山なので、その間には下山もあり、緩やかな斜面、水平移動もある。そんなときに便利なのがポール。

140cmまで伸ばせるけれど、大体いつも125cm程度で使用。

前に使っていたウルトラマウンテンを買ったときに付属していたパウダーバスケットを装着して持っていきました。3年前の購入時、付属品を見て「雪山なんか行けるわけねぇじゃん」と思っていたんだけれど、月日は百代の過客にして・・・。時を経て随分と私も変わったもんだ。

今回、勉強になったのは、オーバーグローブ装着した状態でもストラップが入るように調整しておくこと。初日、稜線からBDの3本指グローブをして、下山時にポールを持ったとき、グリップが握れなかった・・・。

サングラス

いつもの鏡っぽいレンズのサングラス。偏光レンズなのかなんなのか、知りません。2~3000円のやつ。

ゴーグル

ヴィクトリアの店頭ワゴンで3900円で買った。出発2日前に。「吹雪きそうな時点で撤退だろう。いらないよな~」という思いが、出発日が近づくに連れて「初心者の癖にできる努力もしないのはどうなんだろう」と思って慌てて購入。登山用品店だと高いので、スキー用品店。各店でワゴンセールがある中、一番安いのを買った。気休めだし。【新規購入】

その他の持ち物

THERMOS 山専用 ステンレスボトル

THERMOS 山専用ボトル ステンレスボトル 0.5L バーガンディー(BGD) FFX-500

キャップ1杯100cc。私のものは500mlなので5杯分。1日経っても熱々。去年購入した中で感動したランキングで言うと上位3位には入るだろう。

カメラ NIKON D7000

Nikon デジタル一眼レフカメラ D7000 ボディー

長年愛用しているカメラ。至仏山で一度おかしくなり、穂高ではプレビューが見えなくなったので修理に出したカメラ。現在のカメラのスタメンはD750なので、コイツは二軍となっている。今回は雪山ということで濡れるのが怖く、故障してもそれほど心の痛まないコイツを抜擢。レンズは18-200mmの子どもの運動会仕様のレンズ。このレンズも半分壊れてる。ピンの甘さとズームの調子が悪く、ニコンショップで見てもらったところ「修理に3万くらい・・・、もっとかかるかも」と言われたので聞かなかったことにする。

これをクッション性のある袋に入れ、その袋ごとジップロックに入れておく。

PeakDesign キャプチャープロカメラクリップwith PROプレート CP-2

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン キャプチャープロカメラクリップwith PROプレート CP-2

1年目の谷川岳が初使用だったかな。撮りたいときに撮る!撮りたくないときは見たくもない!そんなわがままを叶えてくれたのがコレ。

  • 富士山では普通に首からぶら下げて登りました。首が痛い。ブラブラして怖い。
  • 立山からは1眼レフが入る大きなウエストポーチ。足上げの邪魔。てか足元が見えない。かさ張る。

こんな悩みを一気に解消してくれた、ザックのショルダーハーネスにつけるこいつ。ネジの高さは35Lザックの場合はデフォルトで、75Lザックの場合は高さのあるネジに交換。


可能な限りあるもので済ませた上で新規購入した金額。

いちいち金額を細かく数えたくない・・・。

  • 変態上下:1万ちょい
  • グローブ:BDのやつ1万ちょい
  • ライナーグローブ:1500円くらい
  • 靴下:スマートウールのやつ3000円くらい
  • 靴下下(メッシュ):ファイントラックのやつ2500円くらい
  • 防寒インナーソール:ペダックのやつ2500円くらい
  • ゲイター:1万円くらい
  • アイゼン:クランポンケース付きで2万5000円くらい?
  • ピッケル:ショルダーハーネス付きで1万5000円くらい
  • ゴーグル:3900円

ここら辺の購入で9万円くらい。スゲー! もう勘弁してくれ価格!

ここから本来必要な冬山装備には、靴が8万、ウェアの上が10万円? 下が5万円ちょい?

その他お好みでワカンが1万円。テントの外張りが1万5000円くらい? シュラフもモンベルの0番ロングで5万円くらい?

 

とりあえず、来年あたりも今の装備でなんとか持たせたいと思います。

【道具館】はじめての冬山アイテムー八ヶ岳番外編ー ――おわり――

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