【武尊山】SEASON-4:雪山おいしいところ登山


2019年2月22日の金曜日、上州武尊山に登ってきました。

スキー場を利用することで非常にお手軽! 労力無しでイキナリ雪山! 青と白のコントラスト!

あぁ、雪山最高! 雪山こそ至高! 夏、どっかいけ!

そんな、初心者でも雪山の醍醐味を味わえた山行でした。


山旅のしおり

行先●上州武尊山(川場スキー場から)

日程:2019/2/22 近曜日 (日帰り)

同行者:踏みしめる雪の鳴き音

行先を決めた理由

  • まだ行ったことのない山域。
  • 公共交通利用での日帰り登山に抜群のアクセス。

武尊山とは

武尊山(ほたかやま)別名沖武尊

標高は2158m。(ニイゴハン(兄、ごはん!)と覚えましょう)

みんな大好きWikipediaの「武尊山」では、標高は2157.96mとなっていますが、山頂の標識には2158.3m。細かい所は無視して、2158m(ニイゴハン)ということにします。

百名山です。新・花の百名山らしいです。

山に興味を持ち始めて知った山。いや、「武尊山」という字面は見たことはあっても、完全スルーだった山でした。そもそも武尊山を何と読むのか?「ぶそんさん?」、「たけるやま?」。4年前はこの状態。

正解はもちろん「ほたかやま」。

そしておそらく山に興味を持った人の8割は抱いた感情、「穂高と被ってんじゃねえか!?」と思うわけです。穂高の場合は後ろに「岳」。「ほたかだけ」と読みますが、ここ武尊山の場合は「山(やま)」です。言葉で発する場合、私は「上州武尊」なんて、わざわざ「上州」を付け加えます。

この名前の由来、wikiに説明がありました。

山名の由来は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征の故事によるものとされている[6]。山名に日本武尊の「武尊」の字をあてるようになったのは、江戸時代と考えられている。山麓に点在する約30の神社の名が「武尊」表記となったのは明治以降である。日本武尊伝説は近世になってホタカ山の修験者が語りはじめたものと推測される。寛政年間に江戸八丁堀の行者たちが修験道を開設し、山岳信仰の霊場となっていた[7]。 1850年嘉永3年)に、前武尊に日本武尊の像が建立された[8][9]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』武尊山

他にもググってみたところ、上記の説明で「なるほど~」と理解されているものが多いようです。「秀でた高さ」⇒「秀高」⇒「穂高」とか。

すまん。おれは何故「武尊」を「ホタカ」と読む理由がいまいち理解できん!

ひろ~い心で解釈すると・・・

  1. もともと上州の人たちがこの山を「ホタカ」と呼んでいた
  2. そこの修験者が、急にヤマトタケル伝説を言い始めた。
  3. 「ホタカヤマ」に漢字をあてる際、つい「武尊と書いてホタカと呼びます」と言い切った。

きっとそういうことなんだろう。そうしておこう。

武尊山と私

群馬には多くの有名な温泉地があります。私はまだ宝川温泉には行ったことがない。この宝川温泉が武尊山登山の登山口となります。宝川温泉と言えば宝川山荘の温泉も良さそうですが、やはり汪泉閣の温泉に入りたい! 

そして登山で流した汗を温泉で癒したい。その流す汗は、宝川温泉から往復約10時間のコースタイムで蓄積されます。電車とバスなら一泊が必要ですね。

正直言って「面倒くせ~」と思っていながら月日は流れます。昨年あたりから雪山登山に興味ビンビン。そこで調べてみると、スキー場から登山が可能なことを知りました。

一番上までリフトに乗り、そこから往復で3時間弱で武尊山山頂へ。

日帰りでも行けるじゃん!

これが武尊山と私の出会いでした。

アクセス

まず川場スキー場を目指します。

最寄り駅の新幹線の上毛高原駅。そこから予約制の無料送迎バス!

上毛高原駅9:00発往復無料バス時刻表(例)

【上越新幹線】

東京駅7:48発

上毛高原駅8:54着

【帰り】

川場スキー場16:00発

上毛高原駅17:26発

東京駅18:40

【行き】各駅からスキー場へ

上越新幹線「上毛高原駅」からの無料シャトルバスは

「8:00発」「9:00発」の2本運行。

JR上越線「沼田駅」からの無料シャトルバスは

「8:40発」の1本運行です。

ご予約の際は、バスのご指定もお忘れなく!

【帰り】スキー場から各駅へ

JR上越線「沼田駅」・上越新幹線「上毛高原駅」行き「16:00発」の1本運行です。

川場スキーリゾート-アクセス

素敵です。行きも帰りも無料で最寄り駅送迎。

行先がスキー場なので、スキーバスでも行けると思います。

車の場合は関越自動車道沼田I.C.から25分。東京から車で約2時間だそうです。

本日のコース

リフトの降り口からのピストン。

まずはいきなり剣ヶ峰をギュギュっと登り、その後一旦下った後はトコトコ登るコースです。

コースタイムは往路2時間、復路1時間10分。

持ち物

ザック(35L)の中身

サーモス(お湯)、お菓子(ドライフルーツ)、昼飯(あんパン)、アイゼン、ワカン、ポール、ピッケル、地図、ヘッドライト、ファーストエイド、財布、携帯、携帯バッテリー、カメラ、着替、予備手袋、予備フリース、ゴーグルなど

服装

変態長袖シャツ、変態タイツ、長袖アンダーシャツ、フリース、春秋用長ズボン、レイン上下、ゲイター、冬用靴下、毛糸帽子、ネックウォーマー、冬用手袋、サングラス、冬靴

newアイテム

雪山登山者の嗜みとしてワカンを買いました。スノーシューは高いし。

なんとなく、35Lザック(グレゴリー スタウト)の中に入りました。


武尊山の山頂へ

やっちまった!登山口まで

出発前に各予約を済ませます。

上毛高原駅からの無料シャトルバスは、8時発と9時発の2本。

川場スキー場のサイトには登山届の用紙がダウンロードできるようになっています。この様式の登山届を提出することが、リフト券を買う条件です。事前に記入して持参するのがおススメ。

さらに、今回の登山の数日前に遭難事故があった影響でココヘリが義務付けられました。レンタルも可能。1日1000円ということです。

さて、6時36分の新幹線に乗るつもりで東京駅に向かいます。東京駅では朝飯のお弁当も買いました。そして新幹線の改札へ入ります。乗り場確認のために電光掲示板を見ました。

「なんでみんな7時台の新幹線なんだろう・・・、!!!

しばらく本気で気が付きませんでした。目覚まし時計をセットした時点から、1時間感覚が後ろにずれていたようです。

たにがわ401号、とっくに出発済みでした。

やっちまったー!!!

オレは何をやっているんだ

詰んだ。

いや、まだ何か・・・、そうだ9時のバスがあるはず。それに乗ることができれば・・・。

9時前に到着する新幹線・・・、あった! 7:48発だ! 乗り遅れた指定席券で自由席にも乗れる!

新幹線のホームで自由席の列に並びました。同時に予約したシャトルバスの件があるので連絡を・・・って、まだ朝の7時半前。当然ながら電話はつながりません。

川場スキー場に「かくかくしかじか、9時のバスに乗りたいです」とメールしました。

後はどうにか新幹線で上毛高原駅まで行ってしまえば・・・。

自由席の列に並びながらも心配で何度もメール受信を試みていたところ、さっそく返信あり!

ホッと安心しながら新幹線に乗ることができました。

9:00 上毛高原駅に到着。お客さんは登山の人が一人だけ。急遽予約バス便の変更も連絡は届いていてスムーズに乗ることができました。

9:08 あ~なんか雪山が見える。運転手さんによると、シャトルバスはスキーヤーやボーダーだけでなく、登山者もウェルカムということです。

9:50 川場スキー場です。到着前、まるでイオンの駐車場のような要塞があってそこで下車。駐車場の中を通りエレベーターで7階へ。そこがゲレンデの出入り口。7階はお土産屋さんやカフェなんかもあって、非常に賑やかでした。

リフト券を買います。並んでます。登山届を持っていない人は、端のカウンターで記入後に列に並びます。

この日、レディースデーらしく、女性だけ1日券が30円・・・30円だと!?

頂上までリフト2本。往復4本分。

野郎は500円×4回の2000円と、ICリフト券のデポ代500円。計2500円を支払います。デポ代は帰りに戻ってきます。

料金はsuicaとかwaonとか使えるので便利です。

ここで登山届を出すと、係り員の男性が「・・・・・・、今朝、新幹線乗り遅れたってメールくれた方ですか?」と。

係り員は軽く笑っていたような気がします。

4回分のICリフト券。「登山往復」としっかり記入されています。リフト券の写真を撮っていないことを思い出し、途中のリフトで撮影しました。

リフト券を買ったら、レインの下とゲイターを履いて、準備して外に出ます。

10:10 素晴らしい天気です。右のリフトに乗ります。

10:18 リフトの乗り換え。スキーならサーっと滑って行きますが、登山靴でガンガン歩いて向かいます。

10:21 リフト乗り場はほぼボーダー。このリフトでは男性ボーダーと一緒になり、「山登りですか?」と不思議がられました。ごもっとも。スキー場に来てスキーやらずに登山って、スキーへよく行っていた学生の頃の私なら意味不明です。

10:27 「多分、あそこらへんが山頂かな~」なんつって、「あんな遠くまで、ありえね~」なんつってボーダーと会話していた頃の写真。

10:29 ボーダーとお互いに「お気をつけて」なんて別れたら、なんかすごい柄の、黒ギャルとかが好きそうな柄の圧雪車がありました。

ここで10分ほど準備。靴紐縛って、アイゼン付けて。

ワクワク山頂まで

10:45 登り始めてから5分くらいで一旦景色が開けました。この天気、今日はいい予感しかしない。

霧氷もキラキラと綺麗だし。

10:52 左の尖った峰、剣ヶ峰を目指します。

11:07 距離は短いけれど、結構急坂だね。

11:10 剣ヶ峰の急坂の手前に祠がありました。

11:10 登るのは結構しんどそう。

11:13 左を向くと谷川岳の方角。やっぱ急だよね。

11:16 剣ヶ峰に到着。

お~!

谷川岳の方向もおぉ~~!!

11:24 剣ヶ峰で感動した後は尾根に沿って山頂へ向かいます。ただ、感動はどんどんでかくなります。

11:26 谷川岳の方向うぉぉぉぉ。

11:28 稜線沿いの登山道と山頂うぉぉぉぉぉ!

11:31 振り返って剣ヶ峰うぉぉぉぉぉ!

11:36 シュカブラうぉぉぉぉぉ!

チュパカブラうぉぉぉぉぉ!

11:36 枝にできたエビの尻尾うぉぉぉぉぉ!。

11:41 なんかカッコイイ雪の層の跡うぉぉぉぉぉ!。

11:41 光り輝く太陽と雪面うぉぉぉぉぉ!。てか暑い。ジャケット脱いでフリースだけになり、手袋はインナーだけにしました。

11:45 またエビの尻尾うぉぉぉぉぉ! このエビの尻尾、サクサクした歯ごたえでした。

12:14 なんか登りだしたうぉぉぉぉぉ!

12:26 また振り返ってみた。うぉぉぉぉぉ!

12:29 また開けた場所になった。うぉぉぉぉぉ!

12:44 最後の急登うぉぉぉぉぉ! 開けたところでザックをデポしている人も多かったみたいです。

12:46 最後の急登から稜線に出たら山頂まで雪に囲まれた道です。

12:54 おめでとうございます。山頂です。

ずっと山頂にいたいけれど下山

12:56 山頂から東の山並みも見えました。

向こうの山は赤城山かな?

13:04 登山中は無風で暑かった。山頂はそよ風。のどが渇いたけれど熱いお湯だったからゴクゴク飲めない! 木の枝に付いていたエビの尻尾を折って、お湯の中に入れて冷ましてからゴクゴク飲みました。

休憩中、日光を遮ってくれた樹氷です。

13:16 さて帰ろう。そう思って写真を撮ってからも山頂をウロウロ。

13:19 こんなエビの尻尾が、きっとサクサクでうまそうに見える。

13:20 さて、本気で下山しなければいけない時間。もう山頂には誰もいないし、帰りのバスは16時。リフトもあるから15時過ぎには到着したい。

13:28 遠くから見たらバカラのシャンデリアよりもキラキラ光って見えた枝。撮影したらただの枝。

13:29 来た道を戻っているだけなのに、なんとも言えない至福のとき。風もなく、な~んにも聞こえない。歩みを止めて撮影しようとしたら、本当にな~んにも聞こえない。最高だ。

13:43 バカラを超えるキラキラ光る枝、第2弾。

13:47 前に人が見えちゃっているけれど、完全に俺一人の世界だった。

14:07 「行きも撮ったじゃん」と思われてもいい。空の色がちょっと違うんだ。

14:22 剣ヶ峰も帰りの方がテッカテカだし。

14:33 一人の世界を味わうために前の人に追いつかないように、最後の剣ヶ峰を登ります。

14:33 あぁぁぁ、いちいち景色にやられる。

14:36 テッカテカだった方の斜面。ツルっといったら止まらないかもしれない。

14:38 剣ヶ峰では誰でも景色に見とれちゃうよね。

なんか熊的なものがいた。

14:39 ここから現実の世界に少しずつ慣れていこう。

14:45 ここでスマホをかざしている人がいたので「撮りましょうか?」と声を掛けたら、アプリで山の名前を見ていたようでした。私も一緒にアプリで探してみました。谷川岳が分かりました。

14:53 2人ほど追い抜いた後、颯爽と下っている最中、1回だけ踏み抜いた直後の景色。転んでも笑顔しか出ない。

15:03 リフト乗り場に到着。数日前に遭難者があり、レスキューの人が丁度登り始めるところでした。

そして!

なんとリフトが故障で休止中。どうすんだ~と思っていたら、圧雪車で途中まで下ろしてくれるらしい。

15:16 黒ギャルっぽい柄の圧雪車登場。

待ちぼうけを食らっていた人みんなで乗り込みます。一人だけ、ここにスキーをデポしていて、仲間に登山靴を託してスイスイと滑って下りて行きました。

15:23 圧雪車の車内。結構狭い。

圧雪車の通った跡って、ギザギザカットのポテトチップスに見える。

ギザギザポテト

15:29 リフト一本分ではなく、途中でコースと合流するところで降ろされました。

みんなでゲレンデをガンガン歩いて下ります。

15:33 穴が開くので、本来ゲレンデを歩いてはいけません。

15:41 最後のリフトに乗りました。リフトで登る若いボーダーが「なんでリフトで下りてんの!?」的な感じではしゃいでます。写真撮ってやりました。

15:45 ゴールです。

下山報告をします。一人一人名前を確認しています。デポ500円を返してもらいました。リフト半分歩いたんですが、それは返金されませんでした。

で、ゲイターやレインの下を脱いだり、トイレ行って、山バッジを買って、、、時間がない!

危うく帰りのバスに置いて行かれるところでした。

1時間早ければ(予定通りなら)、昼飯もココで食べられたし、慌てることも無かったのに。

帰りのバスはスキーヤーとボーダーでいっぱいでした。

16:57 昼飯は上毛高原駅でカレーを食べました。普通においしかったです。

帰りの新幹線は予定通りの指定席で、快適に帰りました。


武尊山雪山登山を振り返る

万歩計の歩数

1万8040歩 14.82km 1050.71kcal 

YAMAPのデータ 

活動時間 04:35:00 移動距離 4.7 km 高低差 323 m 累積標高(登り/下り) 634m / 633m カロリー2522kcal

川場スキー場は思った以上に登山者に優しい。登山者と認識したうえでリフトを利用させてくる。所定の登山届は面倒だけれど、下山時、一人一人名前を確認しているのは、「なんかすげー。これからも頑張って欲しー」と感じました。

今回の雪山登山に関しては、「最高だった」以外に言うことはありません。快晴で、無風で、これ以上ないコンディション。暑すぎるくらいでした。

私はピッケルを片手にしていましたが、ポールの方が良かった気がします。ただしピッケル不要だとは思いません。

買ったばかりのワカンについて、今回の登場はありませんでした。しかし雪の状況次第で、特に春先に向けて雪が腐ってくると必要なシーンも多々あると思います。大体なだらかな斜面が多いので。

いちいち写真を撮らずにスタスタと歩いて行けば、10時登山開始でもとなりの中ノ岳くらいはいけるかな。

地図とか

【武尊山】SEASON-4:雪山おいしいところ登山【おわり】

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