【黒斑山と蛇骨岳】SEASON-4: 浅間山外輪山で雪山散歩


年が変わっての初登山。ここから登山4年目のSEASON-4が始まりです。

初心者がいつ、どの雪山へ行けるのか? いろいろ考えて決めた結果。

2019年2月3日。浅間山の外輪山、黒斑山を通って蛇骨岳までの山行です。


山旅のしおり

行先●黒斑山・蛇骨岳(浅間山外輪山)

日程:2019/2/3 日曜日 (日帰り)

同行者:今日も元気にソロ登山

行先を決めた理由

  • 雪山初心者御用達らしいから。
  • 火山噴火レベル1になった前掛山にしようと思ったら、気が付いたらここまでだった。

浅間山外輪山とは

ご存知、浅間山は活火山。火口に標高2568mの浅間山山頂がありますが、立ち入り禁止。

2018年の夏、噴火レベル1に格下げされ、前掛山まで登山可能となりましたね。

実はこの前掛山も浅間山の外輪山。1万3000年前の噴火期らしいです。前掛山は噴火レベル1のときに登頂可能。標高2524mの前掛山に立つことで「俺、浅間山に登ったもんね~」ということができます。

2018年夏以前のような噴火レベル2のときに登山可能なのが、いわゆる浅間山外輪山。いくつかのピークがあります。

外輪山で一番標高が高いリーダー的存在が、2404mの黒斑山。約13-約2万6000年前の噴火期らしいです。

外輪山から前掛山へは、ここから一旦標高2000m~2100mの賽ノ河原に下り、標高2433mの避難小屋まで一気に登った後、昔の火口に沿って前掛山まで登ります。

そんなわけで、いわゆる浅間山外輪山と呼ばれるのは、黒斑山をピークとした山の連なり。

  • 黒斑山(2404m)
  • 蛇骨岳(2366m)
  • 仙人岳(2319.7m)
  • 鋸岳(2254m)

これで外輪山を周回できます。地図を見るとこの4つの他に、黒斑山より南の牙山(ぎっぱやま)と剣ヶ峰が同じ時期の火口のようですが無視します。

浅間山と私

特に縁もゆかりもありません。登れなかった山(前掛山)が登れるようになった。それが今回の計画の発端。そこから思考の変遷があり、いつの間にか「今回は黒斑山でいいや~」となりました。

思考の変遷

  1. 浅間山(前掛山)登りたい!
  2. 浅間山なら雪のある時期に登りたい!
  3. 雪のある時期だと浅間山荘から行くのが普通らしい。
  4. ていうか、電車だと一泊が必要!車じゃないから無理!
  5. まぁ、雪山はズブの素人だしね・・・
  6. 黒斑山は雪山初心者向けって言うしね・・・
  7. 今回は黒斑山で浅間山の偵察だ!

こんな感じで黒斑山を目指しました。

アクセス

高峰高原ホテルを目指します。

新幹線の佐久平駅からバスで約60分。

検索ワード「佐久平 バス 高峰高原」でググると、下記JRバスのサイトがヒットします。

2019年3月時点で、朝一の佐久平駅発は8:25発。次は13:22発。日帰りなら前者一択。

下りるバス停は「高峰高原ホテル前」1050円です。

「浅間登山口」で降りると浅間山荘(CT80分)へ向かうことになり、9時スタートで帰りのバスに乗れる日帰りは無理だと思われます。

本日のコース

●車坂峠⇒(進行方向右の避難小屋のある方)⇒草すべり:CT100分●草すべり⇒黒斑山⇒蛇骨岳:50分

蛇骨岳⇒黒斑山⇒草すべり:45分●草すべり⇒(進行方向右の樹林)⇒車坂峠:60分●往路2時間30分、復路1時間45分、計4時間15分●車坂峠1973m⇔黒斑山2404m 標高差約400m

持ち物

ザック(35L)の中身

毛糸の帽子、予備の手袋、お風呂セット、サーモス500mlの紅茶、500mlペットのポカリ的なもの、お菓子(羊かん、ナッツ)、食料(あんパン)、ヘッドライト、ファーストエイド、財布、携帯、携帯バッテリー、カメラ、ポール(アイスバケット)、ピッケル

服装

変態上下、長袖アンダーシャツ、長袖ZIPシャツ、春秋ズボン、レインウェア上下、ゲイター、雪用グローブ、冬山用靴下、アイゼン


浅間山外輪山へ

今回の山行の写真。RAWデータをなくした見たい。っていうか、JPEGにした写真以外、道中の新幹線とかバスとか、全部削除してしまったようです。

ここで登山の教訓

  1. 山から帰ったら、まず写真データをHDDに保存すべし
  2. 保存した後、即SDカードはカメラのスロットに戻すべし

②のSDカードは、すべてI-Phoneで撮影した三浦岩礁のみちの件ですね。

黒斑山まで

定刻通りなら9:19分に車坂峠に到着。登山者は大勢いました。

ここで私はトイレに行きたい。大勢もトイレに行きたい。

ウロウロと後ろをついて行き、トイレっぽい小屋をぐるっと一周し、実はその小屋は冬期閉鎖中で、みんなでガッカリの声を上げ、高峰高原ホテルのトイレに向かってみんな一緒にゾロゾロゾロ。

最初から高峰高原ホテルに頼ろう!

9:59 登山口の車坂峠から出発です。ここは雪山登山ツアーの人を含め、大勢の人が準備していました。ここで登山道は2つに別れます。真っすぐか左か。みんな真っすぐだったので、私も真っすぐ。避難小屋を通る道です。

アイゼンを装着し、ピッケルはザックのまま。ポールを使って登ります。

10:59 1時間経過。多分、模様が綺麗で撮影したんだと思う。ここまでの記憶。ザックに括り付けたピッケルが枝に当たり、何度も引っ張られたり枝の雪をかぶったり。身長185cmオーバーの人は、屈みながら歩くことになります。

11:22 避難小屋がありました。

中を覗いてみました。普通でした。

11:26 槍ヶ鞘に来ると浅間山が見えました。

ここまで、後ろを振り返ると八ヶ岳らしい山が見えたり、まぁまぁ展望もありました。でも目の前、進行方向に浅間山が見えた瞬間、「うぉぉぉぉ! 浅間山すげぇぇぇぇ!」と声を上げたくなります。私は上げました。大声を上げながら槍ヶ鞘の道標まで来ました。

登山道から死角になった場所で休憩中のおばちゃん2人組に見られていました。

ものすごく恥ずかしかったので、むしろおばちゃんたちに話しかけました。

ここ槍ヶ鞘からちょっとだけ下り、登り返しがあります。上の写真でも登っている人が見えます。

下りたところが草すべりの分岐。とても私には下りれるようには感じませんでした。誰の踏み跡もないし。

11:32 上の写真の登っている人当たりに5分くらいで着きます。大したことはないです。確かここら辺、雪が融けてたような気がする。

11:41 登りきるとトーミの頭。もうお気づきの通り、槍ヶ鞘からはどこでも浅間山ビューです。

登山前、誰かが冬の浅間山を「ガトーショコラ」と形容していました。

私は「これがガトーショコラか~」と思い、頭の中で昔のCMの歌を歌っていました。

見た目、全然違うじゃん!

©塩尻市給食レシピサイト

むしろ黒ゴマプリンです。でっかい黒ゴマプリン。

11:49 トーミの頭から尾根伝いに進みます。

11:56 雪はふかふかです。

 

12:09 鉄塔がある場所がありまして、3分くらい歩くと黒斑山山頂です。

山頂の方が展望を木が邪魔してます。しかも人がいっぱい。鍋やってる人もいる。写真撮るのに並びました。ここからさらに奥へ進みます。

蛇骨岳から下山

12:31 黒斑山から奥は一気に人が少なく感じました。さらにこの日、道の雪の状態も気持ちいい。雪が柔らかくも踏み抜くこともなし。

12:34 上下逆さまなツララを発見。「逆さつらら」とか「氷筍(ひょうじゅん)」とかいうらしい、珍しい現象らしいです。どういう状況でできたのか? 不思議です。

12:40 どこからみても綺麗な円錐形。としか、言いようがない。

12:45 蛇骨岳の山頂標識が見えました。ここまで数人とすれ違いました。

12:46 蛇骨岳。

いきなりここ、風が強かった! この写真は、顔にぶつかる雪の粒を我慢して「痛い痛い痛い」と言いながら山頂標識と浅間山を慌てて撮ったもの。撮影後、写真後方の大きな岩の影にダッシュで逃げ込みました。

う~ん、ここで昼飯に持ってきたパンを浅間山でも見ながら食べようかと思っていたんだけれど・・・撤収!

帰りは同じ道を通ります。ずっと浅間山ビューです。この後しばらく、写真ががっつり抜けています。

yamapのログによると、13:20頃、黒斑山に戻ってきてウロウロして、鉄塔スポットで黒斑山を堪能しています。

13:45出発。13:49から13:55までトーミの頭にいたようです。おそらく、最後の浅間山ビューを堪能していたのでしょう。

で、槍ヶ鞘に登り返さず、分岐で登山口に向かいます。ここからずっと樹林帯。1カ所だけ展望抜けた場所あったかな?

14:17 車坂峠とスキー場駐車場の分岐。多分、ここが展望抜けた場所。リフトの音が聞こえていました。

14:33 車坂峠直前。新雪にバフっとしました。

「もうすぐゴールだなぁ」なんて歩いていると道の真ん中にザックが2つ。新雪で戯れる人が2人。

たまずにカメラを預け、私もバフッ!っとしたところを撮ってもらいました。

最高でした。

終わった後、私は粛々と道に戻ります。2人はまだバフバフしてました。

アイゼンの歯で少しレインウェアの下を引っ掛けて破いてしまいました。

登山後の温泉

高峰高原ホテルの温泉は日帰り入浴可能です。

日帰り入浴(1名様~)

◆夏季 4月~11月 大人800円 / 子供500円

◆冬季 12月~3月 大人500円 / 子供300円

露天はありません。大きな窓ガラスからは八ヶ岳が見えます。でも湯船で肩まで浸かると空しか見えません。

黒斑山は子どもでも十分楽しめ、アイゼンは必要でもピッケル不要の道。帰りに汗も流せます。

16:20 帰りのバスはこの時間の1本。帰ってきて風呂入って、十分時間が余ります。バス停には佐久平駅行の他、新宿行のバスもやってきました。


積雪時の浅間山外輪山のまとめ

万歩計の歩数 2万838歩 17.48km 1238.86kcal 

YAMAPのデータ

活動時間04:26:00 移動距離7.2km 高低差428m 累積標高(登り/下り)530m / 548m カロリー2717kcal

感想

  • 日帰りでも仙人岳までは余裕で行けたと思う。急げば端っこの鋸岳までも可能な気がする。
  • 車坂峠から前掛山へ行く人はあまりいないらしい。
  • 草すべりから賽ノ河原は踏み跡がなかった。前掛山に向かうとき、ラッセル大変そう。
  • 外輪山をあるくだけならピッケル不要。
  • 浅間山はどこから見ても円錐=ほとんど景色が変わらない。

次回への野望

  • 昼飯をスーパーで売ってる一人用鍋にしたい。
  • 次はもう浅間山荘から前掛山へ行くしかない。浅間山荘で1泊したい。
  • そしてやっぱり、雪のある季節に登りたい。
こういうヤツを雪山で食べたい

【黒斑山と蛇骨岳】SEASON-4: 浅間山外輪山で雪山散歩【おわり】

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