【残雪期:唐松岳】SEASON-5:はじめての後立山


2020年3月25日の水曜日から26日の木曜日。一泊で唐松岳に行ってきました。

仕事の調整が付きそう&天気が良さそう&バスの予約が直前でも取れた! そして登山開始前にLINEで嫁から知らされた志村の入院。山小屋のテレビで見た東京の外出自粛要請。

コロナ禍によってしばらく登山はできない中で、最後の晩餐と呼んでも良いほど素晴らしい登山でした。


山旅のしおり

行先●唐松岳

登山口●八方池山荘

日程●2020/3/24(火)夜行バス~3/26(木) (小屋泊まり一泊)

同行者:4山行(燕岳、本沢温泉、焼岳)ぶりのソロ

行先を決めた理由

  • 雪山の初心者でも行けると噂の唐松岳。
  • 2019で後立縦走を断念してたので、その一部でも早く行きたかった。
  • 次、後立縦走するためにも不帰ノ劔を見たかった。あと五竜とかも。
  • 映画やテレビでよく映る「ザ・雪山」の景色を確認したかった。
  • バスが取れた。

唐松岳とは

後立山連峰の真ん中あたりにある三百名山の山が唐松岳。

標高は2696m。似ロクロ(にろくろ)と覚えましょう。

ろくろはビジネスパーソンの嗜み

後立連峰の主稜線にある唐松岳頂上山荘はジャンクションピーク(複数の方向から集まってくる尾根の合流地点にあるピーク)と呼ばれているそうです。北に不帰ノ劔を経て白馬岳、南は五竜岳から八峰キレットを経て鹿島槍、長野側は八方尾根、富山側は祖母谷温泉(ばばだにおんせん)への道が続く十字路。八方尾根から歩いて主稜線に立つと、富山側に剱岳や立山を見ることができます。

ジャンクションピークの標高は2650m。頂上との標高差はわずか46m。マンションの約15階分ですが、主稜線に立つと「え~、折角登ったのに下って、また登り返すのか~」と思うでしょう。

日本百名山ではありません!

深田久弥の「候補になりながらも百名山から漏れた山」にも入っていません。

300名山、および新日本100名山ではあります。標高2696m(似ロクロ)は日本の山の高さランキング92位。ベスト100入りしています。

唐松岳と私

唐松岳と言えば八方尾根スキー場。

八方尾根に初めてスキー行ったのはおよそ30年前の中学3年生のとき。一番上までリフトに乗って行くとみんながスキーを担いで登っていたので、私もよく分からずについて行き、最初のケルンまで行った記憶があります。その場所を具体的に確認したいのが今回のミッションの1つ。この時の景色の記憶は強烈に残っています。ものすごくカッコイイ、ザ・雪山って印象がありました。

八方池山荘から最初のケルン。多分ここですね。

次に行ったのは、おそらく20年ほど前に社会人になってから行っているはず。あまり記憶がない。一番上まで登ることもせず、ファンスキーでテレテレ滑っていたはず。天気も良かったのか悪かったのか。。。

そして山に登るようになり、2019年に扇沢から白馬までの縦走を予定していましたが悪天候により中止。それならばと「雪山の季節に唐松岳だけでも登りたい。中学生の時に見たあの景色を見たい。その向こうの景色が見たい」と、2020年シーズンの雪山優先順位のトップに君臨。しかしながら1月は悪天候のため、2月は焼岳に登ってしまったため3月になりました。

行っておいて本当に良かった。次に山へ行けるのはいつになるのか分からないし。

アクセス

八方尾根スキー場まで

まずは八方尾根スキー場を目指します。

バスの場合

ハイウェイバスドットコム

前日23時5分出発の夜行バスに乗ると、翌朝6時頃に白馬八方尾根バスターミナルに到着。

新宿ー白馬八方バスターミナル 5200(片道)+1400円(深夜)=6600円

電車の場合

北陸新幹線

  • 東京ー(北陸新幹線)ー長野駅=8340円
  • 長野駅ー(特急バス)ー白馬八方バスターミナル=2200円
  • 新幹線+特急バス=1万540円

特急あずさ

  • 新宿ー(特急)-白馬駅=8050円
  • 白馬駅ー(路線バス。1時間に1本。5分間)―八方=180円
  • 特急+路線バス=8230円

8時ちょうどのあずさ5号なら白馬駅まで11時42分着! でも大体終点は松本駅。

自家用車の場合

ナビがあれば良いんじゃないの?

ドラぷら

八方池山荘まで

八方アルペンライン

券種おとなこども
片道

1,610990
往復

2,9801,820
  • 観光・登山・バックカントリー利用可
  • 八方ゴンドラリフト+アルペンクワッドリフト+グラートクワッドリフト通し券料金(往復)
  • 八方ゴンドラリフト チケットセンターにて販売
  • 登山・バックカントリーの方の販売には登山届の提示が必要となります。
  • モンベルカードで150円引き往復2830円

朝8時から営業開始。

登山届を記入する場所もあるけれど、書いて行った方がよろしいかと思います。窓口で「登山届は出しましたか?」と聞かれるので、「コンパスで出しました~」と言うとスムーズ。

コンパスのサイトにリンク

本日のコース

 

時間06:26(行動時間5:22) 距離8.9km 高低差934m カロリー3647kcal

夏道の往復標準コースタイムは7時間35分。

朝一のゴンドラとリフトを乗り継いたらスタート時間大体8時30分。私はモタモタするから9時として、7時間後は16時下りリフト最終は15時40分

間に合わないじゃん。日帰り無理じゃん。

YAMAPとかヤマレコとかのログを見ると、なんでみんな速いんだよ!

そう思っている時期が私にもありました。

多分、雪山なら大体の人は大丈夫。私でも大丈夫でした。

でも日帰りは交通費がちょっともったいないし、時間に追われながら歩くのもイヤだ。天候の急変で最終リフト時間が変更になることだって考えられる。

そうだ 八方池山荘、泊まろう。

登っている最中は白馬の稜線をゆっくり眺めながら歩きたいし、頂上でゆっくりと景色楽しみたいし、あわよくば星空なんかも見たいし。

それに1月に唐松岳を中止したとき、宿泊キャンセルを気持ちよく受けてくれた感じも良かった。

仮に初日に頂上まで行けなかった場合、翌日もチャンスがある。初日に登れたらゆっくり起きて、朝飯食べて、下山したら温泉に入って、お昼ごろのバスで帰れば良いだけ。

余裕のある行動は、心に余裕をもたらしてくれます。

持ち物

ザック(MAMMUT trion guide 35L+7L)の中身

  • 装備:アイゼン、ワカン、ポール、ピッケル、ゴーグル
  • 衣類:ダウン(上下)、フリース(R2)、予備手袋(アンダー・オーバー)と靴下、バラクラバ、厚手の帽子、お風呂セット
  • 食料:サーモス500(お湯)、500ペットのジュース、お菓子類
  • その他:地図、ヘッドライト、ファーストエイド、財布、携帯、携帯バッテリー、カメラ、三脚、日焼け止め

服装

  • ドライレイヤー:変態長袖シャツ、変態タイツ、
  • ベースレイヤー:長袖アンダーシャツ、保温タイツ
  • ミドルレイヤー:シャツ、春秋用ズボン
  • アウター:ジャケット、レインウェアの下、ゲイター、
  • その他:冬靴、ネックウォーマー、500円の毛糸の帽子、靴下(ダーンタフ極厚)、雪用グローブ、サングラス、サコッシュ(お菓子と小銭とリフト券。毎回ザックにしまえば良かったと思う)、ビーコン(買ったばかりで付けたかった。使い方は知らない)

持ち物考察

私は臆病なので、大体持ち物が多くなります。別にそれはそれで良い。ザックに入るならば。

八方尾根までの電車とバスは春秋ズボンフリース帽子。ジャケットはザックの中。グローブもネックウォーマーもカメラもザックの中。アイゼンも三脚もザックの中。ザックに外付けしているのはピッケルとワカンとポール。

ザックはパンパンだ!

八方尾根でバスを降りたらレインパンツとネックウォーマーを装着してカメラを用意。500mlペットボトルの入ったドリンクホルダーは外付けだ。

カメラを取り出したらザックに余裕が生まれた!

八方池山荘でゲイターとアイゼンを装着。アイゼンケースはザックに外付け。ポールも用意。この日は暑かったのでフリースはザックに収納。ジャケットはザックの一番出しやすいところでスタンバイ。

お菓子くらいしか用のないサコッシュはいらないよな~。でもお菓子を出し入れできるポケットはレインウェアにはないんだよな~。

三脚は行動中に使うことはないんでザックにしまったまま。八方池山荘で最初に受け付けするんだったらデポしても良いんだけれど、日帰りのつもりで行動してみたかったので携帯していました。

帰りに温泉に入って荷物を整理すると、アイゼンがザックの中に入らない! 帰りはアイゼンケースを外付けして帰りました。外付けできるようにリボンを縫い付けておいて良かった。


唐松岳の頂上へ

出発は24日の夜。天気予報チェックばっちり!

唐松岳に到着した25日、そして泊まった翌日の26日の天気は快晴微風!24日夜はちょっと雪が降り、27日の午前は雨。

まさにドンピシャなタイミングじゃないか。

八方池山荘まで

22:37 新宿駅に余裕を持って到着。電車は普段より空いていたと思いますが、まだこの時は「登山だと? けしからん! 自粛しろ!」という雰囲気ではありませんでした。

23:05のバスが来て乗り込むと、私の確保したシートにはこれが。運転手さんに尋ねるたけれど「あ、大丈夫です」ってことで、気まずさを感じながら座りました。多分、途中で座席を確認したら、隣の席が確保されていたので座席変更をしたから? 「女性専用」って書いてなくて普通に確保できたからかな。

この日のバスの乗車率はだいたい半分。2列掛けに1人。

00:07 双葉SAでトイレ休憩。この後はスヤスヤタイム。

05:52 寝ぼけ眼で外を見たら山肌がモルゲンロート。慌てて携帯でシャッターを切りましたがボケボケだ。

ほぼ定刻の6時過ぎに到着。バスターミナルにはモンベルがあるんですね~。

乗客のほとんどはここ、終点の白馬八方までのお客さん。リフトに並ぶのかと思いきや、待合室でみんなまったり。朝飯食べている人がいる。近所のローソンで何か買ってきた人もいる。オーバーパンツ履いたり、ゲイター付けたりしている人もいる。

私はウロウロウロ。不安になった頃、同じバスに乗っていた間違いなく登山者の格好をしていた方に尋ねました。

私「あの~、唐松岳ですか? リフトって何時頃から並ぶのが良いんでしょうか?」

相手「リフトは8時からだから、それまでに行けば大丈夫じゃないですかね~」

とりあえず、同じ唐松岳に向かう人がのんびりしていることが発覚したので、私ものんびりしながら、それでいてみんながリフト乗り場に向かう瞬間を見逃さないように警戒することにしました。

しかし暇である。2時間近い待ち時間。歩いて3分の場所にローソンがあるので、朝飯でも買って食べればよかった。

7時半頃、先ほど尋ねた方がリフト乗り場に移動したので、私も移動。バス停から大体10分ちょい。

7:39 リフト乗り場に到着。ここで登山届の記入と提出ができます。私は事前にコンパスで提出したので不要。

スキー場、雪がなくてやべぇ。

8:01 リフト待ちの列が動き出しました。

8:04 ゴンドラリフトアダムに乗り込みます。前向きに2人、後ろ向きに2人が乗車。

8:18 リフトに乗り換えです。ここら辺まで上がるとスキーもできますね。

8:20 登ります。

8:21 霧氷が綺麗でした。リフトはもう1本乗ります。

8:24 あ、、、見えない。

8:30 なんかあった。真っ白のガスの中でしたがフォトショップのおかげでくっきり!

8:31 雲の上に出ようとしています。この瞬間、好き。

8:33 八方池山荘到着。完全に雲の上です。ありがとうございます。

丸山まで

8:33 こいつは素晴らしい景色。雲海だ。奥に鹿島槍ヶ岳が見えます。双耳峰の山です。

用意もそこそこにシャッター切りまくり。

8:56 アイゼンを付け、ゲイターを付け、ポール? ピッケル? ん~ポールにしよう!

8:56 ここからは猛者だけのエリア。30年前、こんなゲートは無かったな。当時の私のように、ヒョコヒョコ行っちゃう人もいたんでしょう。

8:59 バックカントリーの人が多い。8割くらいって感じ。

9:03 もうすでに写真撮りまくって進まない。

9:12 最初のケルンが見えました。

9:13 30年前に来たとき、中三だった私がスキー板を担いでここまで登ったはず。八方山ケルン(石神井ケルン)です。周りの景色を見ると思い出が蘇ります。

ここで八方尾根のケルンの順番を確認しましょう。

9:15 30年前、こんなにだだっ広い場所だったっけかな~。記憶とは曖昧なものです。

9:16 五竜(右)と鹿島槍(左奥)。すげー。「山と渓谷」の景色みたい。

9:25 自撮りもしまくり。雪面に置いて、白馬岳方面。ここでは3セット(1セット0.5秒間隔8枚)くらい。

9:31 第2ケルン。「息ケルン」と書いてありました。

イキケルン?

いいえ、ヤスムケルンと読むそうです。第2ケルンと呼ばれています。

ここからの写真には、自撮りの弊害。レンズフードがずれ出しました。写真の端に映り込んでしまいましたので、これ以降は基本的にトリミングします。

9:36 でっかいケルン。八方ケルンです。

顔に見えますが、この時はケルンよりも景色を見ていたので気にも留めていませんでした。

9:42 八方池はこの季節、雪の下に埋もれています。

9:44 うわぁぁぁぁぁ。

9:47 八方池と書かれた第3ケルン。

10:03 下からずっと見えていた樹林ゾーン。

10:11 ちょっとだけ急だった。

10:11 下を向くと結構急だったことがわかります。

10:22 また樹林。

10:26 同じような写真が延々と続きます。お詫びの言葉も出ませんので言いません。歩いていると飽きないんだよね~。

10:35 ここら辺で休憩したような気がする。

10:49 登ったらみんな休憩してた気がする。汗だくだったので、帽子を500円帽子からネックゲイターにチェンジした気がする。

10:52 「ここで休憩した方が景色が良かったな~」って思った気がする。不帰ノ嶮かっこいい。

10:58 青空に向かって歩く登山者たちがカッコイイ。

11:00 みんなが写真を撮っていたシュカブラ。でかくてカッコイイ。 

11:08 丸山ケルンまで登ってきました。

唐松岳頂上山荘まで

11:10 前にも見たような自撮りのようですが違います。不帰ノ嶮バックに撮りたかったのです。

11:11 五竜岳バックでも自撮りしたかったのです。

ここら辺で風が出てきたので、自撮り後にジャケットを着ました。

11:26 ジャケットを着ていたら「写真撮ってくださ~い」と言われたので喜んでシャッターを押した後、私もバシバシ撮ってもらいました。

この後、風が強くなりました。結構強かったです。

みんな座り込んでいました。休憩しているのか風をやり過ごそうとしているのか分かりませんでしたが、私も小さくなって風に耐えていました。

すると下りてきた人から「風が強いのココだけ。上は大丈夫」ってことで再出発したのですが、急登のトレース上で前を歩いていたソロのベテランっぽい人が両手をついて動かない。

しばらく待っていたのですが、後ろを見ると渋滞が始まっています。誰も横から抜いて行きません。

トレースを外れるのが怖い尾根で、抜いて良いのか躊躇しました。後ろの人に「抜いちゃいましょうかね」と合図をして、意を決してトレースを外れて抜きました。動かないソロおじさん以外、ゾロゾロと付いてきてくれたので、「抜いて良かったんだ」とホッとしました。

11:53 風の強い急登を登り切って「風がな~~~~い!!」と叫びました。

11:54 振り返って、下に登山者が見える場所からここまでが風が強かった場所。

11:55 風が見える。顔に当たる雪が痛気持ち良い。

12:00 ここら辺、楽しかったな~。ちょうどいい緊張感で。

12:07 歩いている人がカッコイイ。

12:11 唐松岳ドーン。正直言うと、「下りてから登り返すの~? ヤダ~」と思いました。

12:11 あの稜線の向こうに見えると思われる富山側の景色を思うと、「ヤダ~」とかいう気持ちはあっという間に吹き飛びます。

12:11 それだけにレンズフードのずれが悔やまれる。

12:16 いわゆる核心部。ツルっと行ったらスコーンと止まらずジ・エンド。

ジ・アルフィー

12:19 わー! 稜線だー!!!! 唐松岳頂上だー!!!! ジャンクションピークだー!!!!

頂上ピストン

12:19 剱岳だー!!!!

12:19 唐松岳頂上山荘が見えます。頂上へ向かう前に休憩しようかと思い、風から避けられる場所を探してぐるっと一周しましたが、どこも落ち着ける場所はなし。

バス停で「あの~」って私が尋ね、リフトで前に乗っていた人が、すでに頂上から戻って石垣のところで休憩していました。速いです。「風、避けられる場所ないっすねー」なんつって。

12:28 休憩できないなら登ろう。続々とリフト乗り場で見かけた人たちが下りてきます。

12:38 ここら辺は風がなく、帰りに休憩しました。

12:47 唐松岳山頂です。おめでとうございます。

白馬岳の方ですね。去年通る予定だった不帰ノ嶮、早く行けるといいな。コロナ滅べ。

頂上山荘が見えます。遠くには富士山も見えました。

新しい山頂標識ですね。日本語と英語。それだけで良い。それ以外いらない。

古い(?)山頂標識。味があります。良い雰囲気です。

五竜岳です。かっこよすぎる。

頂上でぐるっと3周くらい、同じような写真を撮りまくりました。標識と一緒に撮ってもらったりもしました。

12:58 かっこいいヘリコプタ―。レスキューかな? 遊覧かな?

すごい勢いで下に向かって飛んで行きました。乗ってたらジェットコースターみたいなんだろうな。

13:03 頂上から下りて休憩しようと思っていた場所へ。ここでお昼ご飯。

菓子パン片手におかずは五竜岳の風景。

13:25 まだまだここでじっと座っていられるけれど、お尻が冷たくなってきた。

最後に景色を目に焼き付けます。

槍ヶ岳も見えてた!

13:29 そろそろ下りようかな。

新潟方面も目に焼き付けておこう。

火打山は滑らかにのっぺりと雪をかぶっていました。妙高山は外輪山がよく分かる。去年の秋に登ったな~。戸隠山もなかなかいい存在感だ。

写真を一括処理するとき、サイズを間違えて右下にピンクの印が残っちゃった。

八方池山荘まで

13:47 ジャンクションピークを越えて、核心部を上から撮ったところ。

13:47 安心感のある手すり。

14:07 丸山ケルンまで下りてきました。

14:07 振り返りながら、景色を目に焼き付けながら。

14:07 不帰ノ嶮、太陽が下がってきて影が濃くなって・・・好き。

14:14 丸山ケルンの下かな? テント泊する人がいました。数週間前、ここらでテント泊して、テントが飛ばされて遭難し、一人亡くなったらしいんですが、この景色だと泊まりたくなる気持ちわかる。

14:26 行きに休憩したところ。

14:31 五竜と鹿島槍とイガイガの太陽。

14:48 八方池のケルンだ。

14:48 あれ? し、しょうとう? いいえ、唐松。右から読みましょう。

14:51 滑らかな雪で覆われた八方池。夏にも来たい。

14:54 あれ? 行きには気づかなかったけれどなんかいる。

14:56 完全に顔だね。

顔の口の部分。八方池山荘まで思った以上に距離がありました。

14:59 第2ケルン。私の中では、これぞ雪の北アルプスって景色。

15:02 もうすぐこの最高な景色が終わる残念さと満足感。

15:07 八方山ケルン。山小屋もリフトも見えてきた。

これだけチンタラ歩いても、リフトには間に合いそうだ。

15:07 でもリフトの時間なんて関係ねぇ~。

15:09 じわりじわりと下ります。

15:18 着いちゃった!

星空を見たいんだ

八方池山荘にチェックインすると、7人部屋に6人。

え!? 平日なのにそんなに人がいるの? 一つの部屋に集めてんの!? 

いいえ、どの部屋もいっぱい。この日は一番混雑していたそうです。

同部屋になった私以外の5人は、明日登るそうです。みんないい人たちでした。

夕食までの間、山小屋でテレビを見ていると、小池都知事が外出自粛要請をしていました。

17:58 夕食前に外に出てみました。

夕食は座敷でした。写真撮ってないや。夕食の後、同部屋のみなさんといろいろお話をしているうちに空は星が見え始めてきました。

19:31 五竜、鹿島槍の方角。流れ星が写りました。

19:46 新潟方面。北斗七星。

20:01 今回はこの写真が一番いいかな。白馬岳の稜線。現像が難しく、弄ってるとラッセンのようになってしまう。

ラッセンになり過ぎた写真を少し戻した写真

なぜかイルカが出現してラッセンになってしまった写真

家に帰ってから思ったのは、もっと夜中だともっともっと良かったかもしれない。テント泊なら気兼ねなく何時でも写真を撮りに外へ出れるのですが、山小屋だとヌクヌクで出ずらいし、物音に気兼ねするし。でも雪山は山小屋じゃないとまだ怖いし。


家に帰ろう

下山。温泉。めし。

朝、起きたら同部屋の人はすでに出発していました。

朝食は5時か6時。私は急がないので6時。ほかに4人くらいしかいませんでした。朝飯6時組のほとんどは、登らずに下山って感じ。

朝飯前に小屋の外へ手ぶらで出ました。カメラを持たなかったのが残念ほど清々しい景色でしたが、なんとなくわざと手ぶらに。写真に縛られたくない気分だったので。

小屋からサンダル(便サン)で散歩。小屋の後を歩くと何度かズボッと雪に足を突っ込み、サンダルが脱げ、靴下が濡れてしまいました。でも問題ない。今日は帰るだけだから。

6:32 朝飯の後はカメラをもって撮影。

6:32 泊まっていた人はもう見えないところまで登っているようです。そりゃそうだ。1時間以上経ってる。

6:40 朝の鹿島槍。

一通り写真を撮った後は小屋でテレビを見ていました。コロナ一色です。

8時過ぎにリフトが動き出しましたが、帰りのバスと温泉の時間を狙って下山。

8:47 続々と登山者がやってきました。今日も天気が良いもんね。

8:48 おりま~す。

8:54 リフト2本目。

9:00 リフト2本下りて、ゴンドラリフト乗り場。

もしも八方池山荘でスキー板レンタル山麓返しのサービスがあれば1000円、いや2000円払いたい。

9:03 ゴンドラ出発。

9:08 ゲ、ゲレンデの雪が・・・。

今年は雪が少ないということで、八方尾根もご多分に漏れない状況。コロナがなくても今年はつらいシーズンだったようです。

下山後、まずは温泉に向かいます。。。

しかし人がいないねぇ~。本当に人が歩いてない。マリフ●ナやってそうな外国人しかいない。コロナだけでなく雪不足のせいだな。

こんな雰囲気の外国人

そもそも八方尾根の町自体が外国人仕様になってる。

看板には英語の看板が多い。

閉店してるバーがやたらとあったけれど、PiNK Barってなんだろう?

温泉とそば

下山する前、八方池山荘で「下山後にやってる温泉ってどこがありますかね~」と尋ねたら、即、教えてくれたのがここ、八方の湯でした。

白馬八方温泉 八方の湯

入浴料金  大人800円、小人400円

営業時間  午前9時~午後10時(受付終了午後9時30分)

      毎週水曜日は館内メンテナンスの為、正午よりの営業

      八方茶屋  午前9時30分〜午後8時

      温泉うどんの提供は午前10時〜午後7時30分

浴槽    内風呂、露天 男女各1

備品    無料 ボディソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー

      売品 タオル250円、レンタルタオルセット(大、小)350円

TEL    0261-72-5705(午前9時~午後10時)

住所    長野県北安曇郡白馬村北城大字5701-2

白馬八方温泉webサイトより

バスターミナルの目の前で、9時から営業。便利な場所にありました。

バスは12時半頃。1時間ほど温泉に入ってから、昼飯を食べたい。お店は閉店壊滅的なのですが、おそば屋さんが開いてました。

まえだ

住所:長野県北安曇郡白馬村北城5054

営業時間:11:00~15:00 [8月] 11:00~19:00 [12月下旬~3月] 11:00~21:00 日曜営業

定休日:不定休

バスターミナルからスキー場に戻る方向。

そばと言ったらざるそば。

大ざる1250円。長野のそばは美味い気がする。

食事の後、自宅にお土産でも買って帰ろうと思い、店員さんにお土産屋さんを聞くと、「開いてるか分かりませんが~」と言いつつ教えてもらいましたが、やっぱり開いてなかった。

お店はどこもやってない。

今年のスキー場の多くはコロナの前から雪不足という苦戦が強いられていました。微々たる力ですが、お金を落として歩きたいものです。


残雪期の唐松岳は良かった

万歩計の歩数

2020/3/25 2万3116歩 19.43km 1377kcal

YAMAPのデータ 

2020/3/25 活動時間06:26 距離8.9km 標高差933m カロリー3647kcal

雪山の魅力の一つは青と白のコントラスト。客観的に言えば、同じような写真映えばかり。今回、本当に同じような写真を量産していますが、撮影した私にとってはすべてが違う写真。いちいち感動しながらシャッターを押した瞬間でした。

この感動、行けば分かる。

山を知らない人なら「頭悪すぎて笑う」なんて思うかもしれませんが、そこは自己責任、自己満足の登山ですからね。笑っていればいいと思います。

残雪期唐松岳の日帰りについて。

大キレットに5時間かけたり、高谷池まで行って火打山に行けなかったり、焼岳で知らない人同士が交代しながらラッセルしている中、私だけが追い付かず、むしろ離されながら歩くレベルの私。

普段何も運動をしていないデスクワークの40代後半です。

山の友だちからも「唐松岳は日帰り、絶対大丈夫だよ」と言われていましたが、やっぱり自分のスピードに自信がない。

それでもこの日の快晴風もそれほどない環境なら日帰り可能だと思いました。

ただし今回が日帰りだとしら、普段の足の遅さが気になって落ち着いて楽しめなかったと思います。焦ってミスったら一発アウトということも考えられます。

日帰りは可能だけれど、何事も無理をしない方が良いんじゃない?

と言うのを私の結論にしようと思います。

おまけ

帰りのバスで五竜岳を見たら、武田菱が綺麗に見えていました。

おまけ2

ピッケルループの位置が悪くて、棒がザックから飛び出すような感じになってます。

いけませんね。

このピッケルループの1つが、とうとうボロボロになりました。ラバー製は劣化するから仕方ありません。

登山用品店でほかのザックを見ると、バンジーコードになっているものが多かったです。マムートに修理に出すと、純正のラバーではなく、何かしら自作してくれるそうですが「4~5000円くらい? ザック預けなきゃダメ?」ってことで、自分で革で自作してみました。

コロナの影響で自宅にいる時間が増えたので、ピッケルループを自作した後、私はレザークラフトにハマりました。ブックカバーは単行本、新書版、文庫本は3つをそれぞれ作り、名刺入れ2つ、キーケース・・・。

作る度に上手に仕上げられた実感があるのが嬉しい。

ただこのままでは、ブックカバー屋さんになってしまいそうなので、早くコロナが落ち着いて、何の気兼ねもなく気持ちよく山に行きたいものです。

そのためにも今は自宅でおとなしく、誰かに感染させない、感染しない行動を心掛けたいものです。

今しばらく、みなさん同様、耐える戦い、テント(HOME)で停滞(STAY)をしようと思います。

【残雪期:唐松岳】SEASON-5:はじめての後立山【おわり】

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【残雪期:唐松岳】SEASON-5:はじめての後立山” への2件のフィードバック

  1. 素敵な写真で、山に行った気分になりながらレポーを読ませて貰いました。
    コロナが終息したら楽しい山のレポートを楽しみにしています。

    1. >ブックさん
      お久しぶりです。
      コロナの早い収束を願いたいものです。
      去年はことごとく台風で予定がつぶされて心が折れました。
      あとブログにしていない3つの山行もブログにして、思い出に浸ろうと思います。

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