【槍ヶ岳】SEASON-2:修行 in YARIGATAKE 2泊3日の山旅 後編


2017年10月2日から4日まで、槍ヶ岳に登って来ました。今回のブログはその後編。

風、雨、寒さ。登りました。景色ゼロ。それでも「やった~」っていう気分にさせてくれるのが槍ヶ岳なんですねぇ。下山中には紅葉が綺麗に見れました。うん。それが山。変わりやすい天気ってのが山。わかってるんだ。ちくしょう。


山旅のしおり

行先●槍ヶ岳

【ルート】

1日目:上高地―殺生ヒュッテ

2日目:殺生ヒュッテ⇒(テント装備はデポ)⇒ 槍ヶ岳山頂 ⇒(テント回収)⇒ 徳沢

3日目:徳沢⇒ 上高地

日程:2017年10月1日日曜日の夜~4日水曜日(テント2泊)

同行者:自分の中の天使と悪魔

行先を決めた理由:奥穂の次は槍!

本日のメインコース

1時間ほどで約1km、標高差300mを登ります。その後はピストンなので来た道を戻る。スタートが遅かったことと、足が痛くてスピードが出なかったこと、そして一度は泊まって見たかった場所ということで徳沢でテン泊です。


槍ヶ岳。修行。2泊3日 2日目

初日、17時半にはシュラフの中。途中で目を覚まし時計を見ると22時だったり1時だったり3時だったり。

大体、テントに打たれる雨の音がなくなった頃に起きる。うるさくて起きるのではなく、静かになったから起きる。不思議です。

雨が止んだのかと思って換気の穴から外を見ると・・・何も見えん。別に雨も止んでない。寝る。

今度こそ雨が止んだのかと思って換気の穴から外を見ると・・・。やっぱり何も見えん。雨も相変わらず。寝る。

3時。無音。「この時間、意外と雲がなくなって星空だったりして~」とテントの入口を開けて顔を出す。引き続いて視界なし。雨は霧雨。外でタバコも吸えない。霧雨は一瞬で、すぐに小太鼓のような雨音がクレッシェンドする。寝る。

その後・・・

あ~、誰かテントに近づいてくる~。張綱をいじってる~。何するんだ~。ん? ピンっと張りなおしてくれてるのか? きっと小屋のご主人だ。あぁ優しいなぁ。

朝5時に起きて、張綱を確認するが、もちろん誰もいじっていない。随分リアルな夢をみました。怖かったもんなぁ。

予定ならば5時には出発していたところ。しかしとてもじゃないけれど、暗い中で雨と風に打たれて登れるほど私に豊富な経験はありません。地図を見て、明後日の仕事のことを考えて、今日の予定をどうするのか脳内会議を開催します。

天使:明日中に帰れば良いんだから、ゆっくりしたら? 無理は危険だよ。

悪魔:この天気、明日だってどうなるかわからねぇ。いや、良くならないだろ。天気予報見ろよ。バカ。

天使:あなた、足痛いんでしょ? ゆっくり下ったら?

悪魔:ここまで来て下りるのかよ。ピューっと行けばもう山頂だぜ。行こうぜ!

天使と悪魔の意見を参考に、会議は結論を出しました。

明るくなってから小屋の人に登った人がいるか確認。いれば登る。いなければ誰か登るまで待って後ろをくっついて行く。

で、1時間。雨はひどくなるばかり。まだステイ。アルファ米で朝飯を取ります。

6時半。小屋に行くとヘルメット被ってこれから登ろうとしている人がいる! 

私はテントの撤収時間の期限を小屋の主人に聞いてみました。チェックアウト時間みたいなのがあるのかと思って。すると御主人、「いつでもいいよ。山頂行くんでしょ? 軽くして気を付けて言っておいで。テントは張綱さえしっかりしていれば大丈夫だよ。多分」と。

その張綱の張り方が初心者的によくわかってないんですが、まぁ大丈夫なんだろう。

テントに戻り、張綱を確認し、ザックに付属しているアタックザックにナルゲンのポカリだけ入れ、一眼レフを始めその他装備はテントに残して出発です。写真はすべてiphone。

槍ヶ岳山頂

7:04 テントを後にして、登山道に向かいます。

7:08 20kgを背負うのとほぼ手ぶら状態で登る道。全く違う! 調子に乗って登ります。足の痛みは若干引いていました。

7:12 槍なのか何なのか、うっすら稜線が見える。

7:16 昨日は100mを10分ペース。今日は4分ペース。

7:21 残り300mなのに、どこら辺を歩いているのか分からない。途中、下山する人の中に、昨日の登りであいさつしたカップルと再会。「雨で危ないから登りませんでした」とのこと。潔さが男らしい。

7:26 残り200m地点。

7:30 残り110m! 刻んできた! 山小屋見えた! ここで数字が肩までなんだと初めて理解できました。

7:33 分岐に来ても槍は見えない。ここで槍ヶ岳山荘ではなく、直接山頂を目指します。

7:36 ここ、天気のいい連休だと山頂までの行列があるところだね。

7:38 なんとなく、あれが槍なのか?

7:41 矢印の通り左へ。右から降りてくる人がいました。ハーネスを装備し、ロープで補助してもらいながら降りてくる人を見て、「え? そんなヤバい感じ? てか俺も帰りにあそこ通るの?」とビビります。

7:45 多分どれかが山頂だろうと思うピーク。すごい。壁だぜ。

感動で写真をいくつか撮りましたが、後から見たら、「なんだこれ?」という岩の壁ばかり。ちなみに私のiphoneは指紋認証で動くのですが、指がふやけて反応せず、毎回パスを打ち込んでからのカメラ起動。

矢印に沿って登ります。

7:53 写真を撮っていたら韓国人のおじさんに抜かれた。鎖やハシゴ、登り切って休むんだったら、ちょっと進んでくれないと困るよ。こっちは登り切らないと危ないんだから。

7:57 ハシゴは2か所。最初に1つ。頂上直下に2連のハシゴ。これは2連の一つ目。

7:58 さぁ、頂上へ行こう!

8:02 槍ヶ岳登頂!

最後のハシゴを登ると、頂上にはおじさん2人組と韓国人のおじさん。3人とハイタッチしながら(知らない人)登頂を喜んでいると、日本人のおじさんから「あそこで写真撮るんでしょ? シャッター押すよ!」と言われたので撮ってもらいました。

真っ白の世界。北鎌どころか、小槍も見えない。でもね、すんごく感動。

「何にも見えないけれど、登ってよかった~」と、かなり大きめの独り言をいうと、おじさんたちも「良いよねぇ。景色なくても良いよねぇ」と同意してくれました。自分を褒めないとやってられないという気持ちを30%くらいは感じつつ。

テレビや雑誌では、とりあえず「絶景!」って言葉をつけたがるように見受けられますが、絶景なんて無くたって最高なもんは最高なんだよね。

独り言に反応してくれたことに気をよくして、フルボリュームで「ヤッホー」を連呼。すべての声はすぐに霧の中へ吸い込まれるので恥ずかしさもあまりない。

テント撤収

楽しかったひと時が、今はもう過ぎてゆく~

野口五郎岳が輝いていたあの頃

いや~、最高の気分っていうのはいつまでも浸っていたいものなのですが、やっぱり限度ってものがあるんです。景色が無ければ飽きます。

8:06 降ります。

写真を撮ってくれたおじさんも既に降り始めています。

8:31 槍ヶ岳山荘到着。Tシャツを買おうと思ったのですが売り切れだそうで、バッチを買いました。

しかし何にも見えねぇ。これと同じような角度から写しているライブカメラがあります。

11/6日の槍ヶ岳山荘のライブカメラの映像。

ちょくちょくここからの映像を見て、今日は天気良いだの悪いだの思っていましたが、まさかこのようなホワイトデーに自分がこの場に立つとは・・・。

さて、30分かからずに戻ると、テントは無事に残っていました。

で、そこから雨の中の撤収が辛すぎ。マットの空気抜きがめんどくさすぎ。

至仏山のときとは違い、近くの屋根付きの場所を使いながら撤収ってのができないので、ずぶ濡れで荷物をまとめます。

フライと本体、ポール、グランドシートを入れて来たテントの収納袋には、丸めたテントの本体のみ。フライシートは丸めてビニール袋。本来、コンパクトにまとまったテントが2つ分の量になりました。

すべての荷物をとりあえずザックに入れ、殺生ヒュッテに駆け込んでパッキングし直し。

その前に、かじかんでいる手をどうにかしたい。ホッと温まる砂糖たっぷりのホットコーヒーを飲みながら、この日槍沢から上がって来た山ガール2人とお話し。山ガール「さっき通ったんですけれど、ブルーのテントでしたか?」と話しかけてきます。

そうです。私がブルーのテントのおじさんです。

もうテント場には私のテントだけでした。きっと中でゴソゴソと荷物整理をしていた頃に通りがかったんでしょう。

その後、山ガールは槍ヶ岳山荘へ向かい、私は下山を開始します。

10:06 寒かった。怖かった。でも楽しかった殺生ヒュッテのテント場よサヨウナラ。今度来るときは晴れていると良いな。

とりあえず槍沢まで

10:34 雨は上がり、雲が幻想的に見えます。遠くまで景色が見えるようになりました。そしてザックから一眼レフを取り出しました。

10:36 昨日、「もうここに泊まっちゃいたい! てかここでお経を唱える気持ち、わかるな~」と思った播隆上人の坊主岩小屋。別名、播隆窟。天気が良ければ、ここから槍ヶ岳のトンガリっぷりが良く見えることを、よその人のブログを見て知りました。

10:41 坊主岩屋下には何やらデポされたザック。付近に人はいなかったけど、持ち主はどこへいったんだろう?

10:49 グリーンバンドなんでしょう。今日はグリーンに見える。

10:59 昨日はモノクロの世界だった登山道も、紅葉っぷりを感じるようになってきた。

11:07 これから通る谷間は雲の通り道にもなっていて格好良い。雲の切れ目から青空も少しでるようになると、日の光に当たった紅葉色の山肌が輝いて見えました。

11:15 赤茶色の葉っぱが登山道を彩る。色のある景色。秋の槍ヶ岳山行をやっと実感してきました。

11:20 そりゃあ大喜びで写真バッシバシですよ。

11:22 うっす~い雲がフィルターとなってあたりを柔らかく光りで包む景色。

11:33 今度は黄色ゾーン。

11:35 「すごい! すごいよ!」と連呼しながら撮影し、歩き、また撮影。

ちなみに10/4の槍ヶ岳山荘スタッフブログでも、ここらへんからの景色がありました。色をたっぷりと盛って。

11:38 天狗原の分岐。上の方も少し遠方まで見えるように。ただ槍とか稜線まではまだ見えませんね。

12:14 どうだろう。色盛ってないから普通な感じなんだろうな。でも、今までの白黒世界からこの景色を目の当たりにしたとき。そりゃーもう、感動もんですよ。立ち止まっちゃいますよ。叫んじゃいますよ。「うぉぉぉー!」って。

ちなみにiphoneで撮ると、こんな感じ。

色がたっぷり盛りあがっています。そう、iphoneならね。

12:30 すっごいクリア。そして稜線はまだ雲があることに、ホッとする悪魔。でももう晴れるのも時間の問題じゃないかと思う天使。

12:40 西岳の方角。綺麗だなぁ。紅葉全開だなぁ。

12:44 大曲りまで降りて来ました。24時間20分ぶり。

13:01 天使「殺生ヒュッテで出会った山ガール。きっと今頃感動しているんだろうなぁ」。悪魔「ちっ! いい天気になりやがって。雨降りやがれ!」

13:08 ババ平。ここで2泊目しようかなって、本気で思いました。でも槍沢ロッジまで下り、戻ってくるのは嫌だ。トイレ&一服休憩をしながら、名残惜しんで景色を見ていました。

13:39 昨日も撮った(ニセ)槍。

13:54 槍沢ロッジに到着。たくさんいた人たちは、ここで泊まるんでしょう。ここで大休憩。もう両ヒザが痛い。ストック使えないのが辛い。

休憩をしていると、殺生ヒュッテを出発してから、スローペースで歩く私の後ろを同じようなペースで下っていた単独の男性と、ここで初めて挨拶しました。

私「ずっと同じペースで一緒でしたねぇ。えへへへへ」

男性もヒザが痛くてゆっくり降りてきたそうです。休憩後の出発はほぼ同時でした。

徳沢キャンプ地まで

しばらく一緒に歩きながら話すと、男性は徳沢まで行くとのこと。今日の目的地は一緒のようです。後はお互い、自分のペースでゆっくりと歩きました。

14:20 木漏れ日がキラキラと流れる川の飛沫に当たり、ものすごく綺麗な景色だった記憶があります。あと覚えていることは、ふかわりょうにソックリの人とすれ違ったこと。

14:25 二の俣の橋。

14:32 一の俣の橋。

15:21 横尾だぁぁぁ。黄昏の横尾。人はめっきり少なく、こんなに落ち着いた横尾は初めて(ここに来たのはまだ3回目)。

ここから単独の男性と一緒に歩いていました。

16:26 徳沢だぁぁぁ。ゴールだぁぁぁぁ。

16:31 相変わらず色とりどりのテントが賑やかな徳沢。どこに張ろうか迷ってしまう徳沢。なんとなく木のそばザックを転がし、受け付けを済ませます。

700円の幕営料を払おうと思い1000円を出すと・・・、お札がびしょびしょ。本当に申し訳ない。

16:54 テント、張り終えました。すっごい楽。芝生だからマットを敷く前もひざ立ちできるし、平坦だし。そして雨降っていないから外でご飯の用意ができるし。

テントを張った後、単独男性さんと一緒にご飯の時間にすると、単独男性さんからウィスキーをもらいました。

うまい! うますぎる!

単独男性さん曰く、「こういう場所で飲むと、安いウィスキーも旨く感じるんですよ」って。スキットルボトル欲しくなった。

で、私の夕飯はアルファ米とフリーズドライのカレー。単独男性さんは同じくアルファ米のチキンライスだかドライカレーだか。

一方、周りのテントからは、肉を焼く匂いや山椒の匂いやら、随分と凝った食事をしている模様。チラッと除くと、コッヘルだけの私たちに対し、何やらいろんなアイテム盛りだくさんで料理してる。

さすが徳沢だ。何でもアリだぜ。

食事の間、単独男性さんといろいろ話をしました。昨日は天狗原から南岳へ行ったこと。テント張ろうと思ったけれど、雨と風がひどくて小屋泊まりにしたこと。足が痛くならなければ今日中に帰りたかったこと。明後日の仕事が早く、明日は朝一のバスに乗ろうということ。そしてもうすぐ定年・・・。

え? そんな年齢には見えないほど若い感じだったんですけれど。

テントに入って携帯のフライトモードを解除すると、8月に奥穂高で一緒になった二人からライン。読売新道からの水晶岳で10月1日下山のようです。写真が送られていたので見てみると・・・。

快晴だ! 槍ヶ岳、クッキリバッチリみえてるじゃねぇか!

1日違いでこの天気の差。日頃の行いだなぁ。

そんな写真をみながら悶々としていると歌声が。でも何の歌かわからない。60代の男女10人くらいが熱唱してる。

さすが徳沢だ。歌声喫茶のようだぜ。

そのうち「遥かな尾瀬~」とか、いやいや、ここ徳沢だから!

歌は20時キッカリまで続いていました。


槍ヶ岳。修行。2泊3日 3日目

朝、目が覚めると単独男性さんはテントを撤収中。私はゆっくり帰るつもり。名前も連絡先も交換しませんでしたが、「また山で会いましょう!」と、ここでお別れしました。

単独男性さんが出発した後、朝飯のアルファ米。もう4食目。いい加減、脂っこいものが食べたい。

5:57 食事を終え、コーヒーを飲んでゆっくり。まだ帰りたくない。

7:56 カラッと晴れればテントを干したかったのですが、そんな感じもないのでテントを撤収して出発。緑のスタッフサックはゴミ袋。ポカリはまだ半分も残っています。2時間もダラダラさせて頂きました。

8:45 明神館。今日もスルー。お昼どきなら、ここから嘉門次小屋へ寄り道してイワナの塩焼きを食べたいところ。

9:17 小梨平到着。時間が早すぎて、お風呂には入れませんが、ここでゴミを捨てたい。

 

9:27 河童橋。天気は良いけれど、穂高は見えないぽい。

だが、焼岳は山頂が見える! いつも雨で登れない焼岳。

9:39 お土産屋を冷やかしつつ、わさびコロッケ。油ものが食べたくなるのは若い証拠。

9:48 バス停では山賊焼きを食べる。油ものバッチコイ!

10:08 予定通りのバスに乗れました。バスの車窓からはクッキリ焼岳に続き、前穂までクッキリ見えるいい天気。昨日、すれ違って槍に登って行った人は、それはそれはいい景色を楽しんだことでしょう。チッ!

11:23 今年2度目の新島々駅から上高地線に乗ります。松本駅であずさに接続は5分。ウロウロしていた車窓さんに「接続5分って、大丈夫なもんですかねぇ」と尋ねたら、車掌さんは「確かに厳しいんですが、みなさん乗り換えてます。この電車が遅れないようにがんばります! とりあえず一番後ろの車両の後ろ端のドアから出ると、階段が一番近いです」。

とても気持ちのいい車掌さんでした。萌えキャラなんかなくても、一言気の利いた事が言える車掌さんの方が嬉しいですね。

松本駅に到着し、言われた通り一番後ろからダッシュで乗り換え。一旦改札を出て、電車の中でスマホで予約した特急券を発券。特急に乗り込んだところ、デッキに車内販売の人がいたので駅弁を購入。

十分間に合いました・・・ ん? 発車しない・・・

車内アナウンスが何度も繰り返されます。

「大きな鳥が屋根で死んでるから、ちょっとまって(的な意味)」

「大きな鳥を見つけたけれど撤去するから、ちょっと待って(的な意味)」

「撤去するためにいったんパンタグラフ畳むから、ちょっとまって(ry」

駅員さんが袋や棒やハシゴをもってざわざわしてる。

30分ばかり遅延。出発するとき、モロに白鷺の死体がホームに横たわっていました。


槍ヶ岳山行を振り返る

スマホの万歩計データは取得できていませんでした。

今回の収穫と反省

1.念願の徳沢キャンプ場

毎回、ここで泊まる意味が分かっていませんでした。下山時に一緒だった単独男性さんも、「徳沢に泊まることは今までなかったんだよねぇ」と言っていました。

山は決して山頂へ行くことがすべてではない。その行程も楽しいものです。そこで3通りの利用シーンがあることに気づきました。

  1. ゆっくり家を出て、ここで16時くらいになっちゃう人。
  2. ゆっくり下山してきて、徳沢到着が16時を越えちゃった人(←コレ俺)
  3. 徳沢でリッチなテント泊を目的とする人。

1番目は普段の出勤時間くらいに家を出るとして、お昼頃に松本駅。そこから上高地に来て14時。上高地から2時間で徳沢。こんなもんでしょう。ただし、いつも朝5時半に上高地に到着し、徳沢通過が7時半頃。この時間までココにいては意味がない気がする。

2番目はまさに私や単独男性さんのパターン。上高地から新島々駅までの最終便は、18時から18時45分頃まで。(詳しくは時刻表を見てね)今回、徳沢到着が16時半頃なので、上高地到着は18時半。10月4日のダイヤだとアウトです。ヒザ痛がなければ、10時に殺生を出発しても帰ることはできると思います。ですが、山にいる時くらい、のんびり行こう。

3番目。これは結構いるような気がする。なぜならかさ張りそうな調理器具を使い、豊富な食材を持ち込んでいる人が多かったから。徳沢からの帰り、単独のおばあさんを抜いたときに話したのですが、おばあさんは徳沢2泊で、雨だった2日目は身軽な装備で涸沢まで行って戻って来たと言っていました。おばあさん、涸沢往復ってすごいよ。

2.何となく前室を使ってメシの支度をした

テントの注意事項に、火気は厳禁。バーナーの注意事項にダメって書いてあった気がする。でもしょうがない。外は雨。殺生ヒュッテの中も火気厳禁。お湯を沸かすのはここしかない。

フライシートが燃えないかびくびくしながら使いましたが、前室に傘を突っ張らせて何とかできた。

単独男性さんはこれまでの豊富な経験の中で、テントで使ったら一気にテント内の酸素が薄くなって眩暈がしてヤバさを感じたことがあるらしい。そんなケースは想定していなかったので、気を付けようと思います。

3.雨だからこそいつも以上に気を付けたハシゴや鎖

写真をよく見ると、雨粒が写っているほど。登るときは手と足に集中。晴れてたら油断したかもしれません。手を滑らせれば、それはもう、ヤバいっていうか、みんなバイバイって感じ。雨に限らず、晴れていても気を付ける必要があります。

私は初心者。私は体力のないおっさん。常に謙虚であり続けたいと思います。

4.変わりやすい天気。変わらない爽快感

今回、肝心なところでの天候は非常に悪かった。でも登って良かったと思っています。そしてまたこの場所に来るための大きなきっかけにもなるはずです。

5.秋は水分をあまり取らないことが分かった

いつも通り上高地で水を汲む。夏、涸沢まで行ったときはそれでも良かった。でも今回の秋。全然水が減らない。重いまんま。そこらへんの配分、またよくわかっていません。なにしろ槍沢ルートなら、槍沢ロッジやババ平で最後に汲めば良いかなって思います。

地図とか

【槍ヶ岳】SEASON-2:修行 in YARIGATAKE 2泊3日の山旅 後編 おわり

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